3月8日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で、有吉弘行が告白した趣味に視聴者から冷笑が広がった。
有吉は〝海外で人気が出そうな食材は?〟という視聴者メールをきっかけに、「日本のモノなんて全部海外でヒットする可能性含んでるよね」「はっきり言ってレベルが違うと思う」と誇らしげにトークを展開する。
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マツコ・デラックスも意見に同意すると、「俺あれ見るの好きなの。ネットとかでさ、外国人観光客がすき焼きとかしゃぶしゃぶとか日本のやつ食ってさ、『オイ! 何だこれ! 美味すぎるよ!』って。泣いちゃったりするじゃん?」などと明かしたのだ。
「この手の動画は、ネットスラングで〝ホルホル動画〟と呼ばれる。内容は外国人が〝日本スゴイ〟と褒め称えるもので、日本の文化・風習・食事といったあらゆるモノを、オーバーリアクションで不自然なまでに褒めちぎる。簡単に再生回数を稼げるキラーコンテンツである一方、『恥ずかしい』と批判も根強いジャンルです」(ネット文化研究家)
有吉はさらに、「俺あれ見ると『誇らしいなぁ…』『嬉しい~!』ってやつあるわ。俺めっちゃ見ちゃうアレ!」と絶賛。ここで実際に、日本食を褒めちぎる専門のYouTubeチャンネルの動画が流れる。動画内の外国人男女が食べていたのは、南蛮貿易でポルトガルから伝来したといわれる天ぷらだった。
ホルホル動画はカネ目当てにすぎない?
こうしてホルホル動画の魅力を語った有吉だが、視聴者から向けられたのは共感や賛同ではなく、冷笑だった。
ソーシャルメディアには《有吉もホルホル堕ちかよ、見損なったわ》《ホルホルなんて全部フィクション》《真に受ける人いたんだ…》《大げさに褒めさせて再生数稼ぐパッケージなのに、なんで引っかかるかな》といった反応が噴出している。
「日本人の特徴を『世界一謙虚で礼儀正しい』と云う言説は、誰しも聞いたことがあるでしょう。しかし、それならば『日本スゴイ』と褒められても『いえいえ』『そんなことありませんよ』と恥じらうのもので、それこそが日本人本来の奥ゆかしさ・謙譲といった美徳。称賛動画で気分を良くする人間は、日本人であることを誇りながら、日本人本来の美徳を持ち合わせていない、矛盾した存在なのです。こうした羞恥心も、そのような動画に批判が根強い要因でしょう」(日本文化研究家)
そもそも、ホルホル動画を量産する外国人たちは、本心で日本を褒めているわけではない側面もある。
「ホルホル動画の多くはビジネスですよ(笑)。2010年代にテレビで〝ホルホル番組〟が急増したことから需要を感じ取り、YouTubeに輸入しただけのこと。中には、制作会社が企画を考案し、台本に沿って進行、出演外国人はギャラを貰って運営しているチャンネルもあります」(前出・ネット文化研究家)
こうした背景をぶっちゃけている1人が、ロシア人YouTuberのディアナだ。
「彼女はホルホル動画について、『褒める側の意図は、このテーマ選んで再生数取れて稼げるからやってるだけ』『ビジネスが根底にある』『ホルホル番組ってめっちゃ人気やろ?』と断言。『本心で言っている人もいるのでは?』との疑問に、『じゃあ広告外してみろや』と、所詮はカネの為であり、日本の良さをボランティアで広めたい外国人などいないと本音を語っています」(同・研究家)
有吉は『NHK紅白歌合戦』という国民的番組の司会を経験し、祖国への愛に目覚めたのだろうか。
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