NHKやフジテレビが今年3月での冠番組および出演番組の終了を発表するなど、旧ジャニーズタレントたちに対する厳しい逆風が吹き荒れている。
そんな中、岐路に立たされているのがベテラン人気グループTOKIOの面々だ。
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「今春の番組改編で、グループの冠番組『トキタビ』(フジテレビ系)と、城島さんがMCを務める『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)が打ち切られることが発表されています。加えて、ここ半年ほどで6社もの出演CMが終了しており、業界内でも話題になっているのです」(民放テレビ局の番組スタッフ)
TOKIOは、現在実業家として活動している山口達也氏が女子高生への強制わいせつ容疑で2018年に書類送検され、起訴猶予処分となったことをキッカケに脱退。
21年3月末には、長瀬智也も「裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていく」という意向を示してグループを離れた。
失った2つの“武器”
その後は城島茂と国分太一、松岡昌宏の3人で活動を継続。『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)も相変わらずの人気ぶりだが、〝ジャニーズショック〟の影響をモロに受けているという。
「TOKIOはメンバー同士の仲の良さや、旧ジャニーズ事務所のトップだった藤島ジュリー景子氏の後ろ盾もあり、CMなどでの活躍が目立っていましたからね。こうした〝武器〟を2つとも失い、一気に窮地に立たされてしまったわけです」(芸能ライター)
この状況で、今年9月にはデビュー30周年を迎えるとあって、起死回生を狙う「再結成」の可能性も取り沙汰されているという。
「今年1月には、山口氏が鹿児島県で介護事業などを展開している企業のCMに出演。一時期よりは、世間の厳しい目も緩くなった印象です。長瀬も、山口氏がグループからいなくなったことでバンド活動ができなくなったというのが脱退の原因。他のメンバーとの関係も悪くないようですから、節目の30周年で再結成してもおかしくない」(同・ライター)
5人が揃ってステージに立つアニバーサリーコンサートが実現するかもしれない。
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