野球の世界的普及は絶望的? 侍ジャパン“完全試合”でヨーロッパ代表に完勝も野球ファンは意気消沈
3月6日と7日の2日間、野球日本代表・侍ジャパンとヨーロッパ代表の強化試合が、京セラドーム大阪で行われた。
試合はともに侍ジャパンが1点も許さず圧勝し、国内ニュースでは、その強さに酔いしれるような報道が続いている。だが、野球ファンの多くは、むしろ否定的な印象を抱いたようだ。
【関連】“イチロージャパン”が現実に!? 2028年ロス五輪で金メダルを獲得するための秘策とは ほか
6日の初戦で侍ジャパンは5-0で完勝。翌7日も2-0と零封で勝利した。点差こそ6日より縮められたが、7日の試合は5人の投手リレーで1人の出塁も許さない〝完全試合〟を達成し、スポーツニュースを大きく沸かせることとなった。
しかし、ここまで実力差を見せつけた勝利は、ヨーロッパでの野球の普及率という観点から、逆に野球ファンの懸念を生むこととなる。
すでに広く知られているが、野球は少数の国で盛んなだけで、世界的な競技人口は少ない。オリンピック種目からは除外され、WBCも世界的な注目度は低く、国際大会の成立すら危うい状況だ。
「この状況を打開するには世界的な普及が必至であり、未開拓とも言えるヨーロッパは重要な市場と位置付けられています。この地域の人々が野球の魅力を知れば、一気に国際色を帯びた競技へと変貌するでしょう」(スポーツジャーナリスト)
ところが、今回の強化試合は2試合ともワンサイドゲームと、ヨーロッパ側としては全く見どころの無いまま終わってしまった。これでは、野球の魅力に気付く機会など無く、普及など夢のまた夢だろう。
「完全試合されたらヨーロッパで野球やる人減る」
長期的な視点で〝野球競技〟の将来性を憂慮しているファンは、こうした点から今回の強化試合に複雑な想いを抱いたようだ。ソーシャルメディアには《こんなにレベル差あって、初めて試合見る人にどうやって普及させるつもり?》《代表戦が面白くないと世界で流行らない》《野球が世界で人気ない理由が分かる》《ヨーロッパ普及を目指した親善試合じゃないんか?》《完全試合なんかされたらヨーロッパで野球やる人減る》といった意見が相次いでいる。
「野球の世界大会は国籍の要件が緩いのですが、これは、ひとえに競技人口の少なさゆえ。厳密にすると、多くの参加国はチームを組めなくなってしまいます。つまりは、これだけ間口を広げないといけないほど選手が少ない=野球人気がないということなのですが、今回の強化試合を見て野球に興味を持つヨーロッパ人など皆無でしょう。公式戦ではなく強化試合なのですから、オールスターゲームのように和気あいあいと〝野球に触れる機会〟と割り切って良かったのでは」(前出・ジャーナリスト)
ヨーロッパ代表にチェコから選抜されたマルティン・シュナイデル選手は、本業が消防士だ。
プロ選手のみで各国がチームを組めるようにならないと国際大会の存続は危ういが、今回の強化試合で野球に興味を持つヨーロッパの人々がどれほどいることやら…。
合わせて読みたい
-

水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -

首都直下、南海トラフ…年末年始に警戒すべき巨大地震「全国警戒」
2025.12.26 -

雛形あきこ年下のイケメンマネジャーと車内で…「揺れる送迎車」記事で離婚【美女たちの不倫履歴書41】
2024.01.03 芸能 -

朝比奈みゆう、初めての表紙撮影は「表情豊かに撮っていただけました!!」
2025.07.30 芸能 -

「私、今も食べ盛りなんです(笑)」ソプラノ歌手の小野友葵子が語る美声の秘密
2025.12.21 芸能 -

永野芽郁“濡れ場”で復帰へ…二股不倫疑惑の禊は過激路線か
2025.12.18 芸能 -
昭和のヒット曲『アゲイン』は「吉田拓郎のメロディー、アグネス・チャンの超絶高音の兼ね合いが素晴らしい」
2025.12.23 エンタメ -

デュプランティエ獲得の裏で「SB-巨人-阪神」仁義なき巴戦
2025.12.26 スポーツ -

永野芽郁がCM違約金「自腹」で再出発! ネトフリ映画で木戸大聖と共演
2025.12.26 芸能 -

【難読漢字よもやま話】「坩堝」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識
2025.12.26 エンタメ
合わせて読みたい
-

水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -

首都直下、南海トラフ…年末年始に警戒すべき巨大地震「全国警戒」
2025.12.26 -

雛形あきこ年下のイケメンマネジャーと車内で…「揺れる送迎車」記事で離婚【美女たちの不倫履歴書41】
2024.01.03 芸能 -

朝比奈みゆう、初めての表紙撮影は「表情豊かに撮っていただけました!!」
2025.07.30 芸能 -

「私、今も食べ盛りなんです(笑)」ソプラノ歌手の小野友葵子が語る美声の秘密
2025.12.21 芸能 -

永野芽郁“濡れ場”で復帰へ…二股不倫疑惑の禊は過激路線か
2025.12.18 芸能 -
昭和のヒット曲『アゲイン』は「吉田拓郎のメロディー、アグネス・チャンの超絶高音の兼ね合いが素晴らしい」
2025.12.23 エンタメ -

デュプランティエ獲得の裏で「SB-巨人-阪神」仁義なき巴戦
2025.12.26 スポーツ -

永野芽郁がCM違約金「自腹」で再出発! ネトフリ映画で木戸大聖と共演
2025.12.26 芸能 -

【難読漢字よもやま話】「坩堝」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識
2025.12.26 エンタメ