ダウンタウンの松本人志が、飲み会で女性に性的行為を強要した疑惑を報じた『週刊文春』発行元の文藝春秋を提訴（損害賠償請求額約5億5000万円）した第1回口頭弁論が、3月28日に東京地裁で行われる。

裁判の行方が注目される中、松本が所属する吉本興業関係者に宛てた謎のハガキを入手した。

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ハガキには『御社所属の松本人志様に関わる文藝春秋へのリークの件ですが、御社を廃業に追いやろうとするきっかけにすぎません。すべては末端芸人であるAが裏で動いてます。大阪のリッツ・カールトンで罠を仕掛けたのも彼を中心とした末端芸人グループです』と書かれてある。

「Aは芸人としては無名ですが、昨年、トラブルが原因で吉本興業を退社しています。ハガキに書かれている大阪のリッツ・カールトンで罠を仕掛けたのは、写真週刊誌『FRIDAY』に掲載された一件のことだと思います」（お笑い関係者）

FRIDAYは2月16日号で、女性が馬乗りになった松本と見られる写真を掲載。同誌によると、写真は2018年10月中旬に開催されたアテンド飲み会だという。

レギュラー降板で悪態をついた元吉本芸人A

「参加したA子さんが『松本さんの飲み会にはクロスバー直撃の渡邊センスという芸人に誘われたんです』と証言している。女性が松本に馬乗りになっている写真については、ネット上だけでなく、元衆院議員でタレントの東国原英夫も合成疑惑を指摘しています」（芸能ライター）

松本に女性をアテンドしたと報じられた渡邊センスは自身のYouTubeを更新。『～これがあの日の出来事～』と題して松本との飲み会に参加したA子さんとの当時のLINEのやり取りを公開し、記事の矛盾点を指摘した。また、2月17日にもFRIDAY報道に反論している。

「渡邊は今回の動画でFRIDAYに告発したとされるA子さんに報道後、直接電話する機会があった。電話でA子さんは『私は雑誌に話なんて持って行っていない』と関与を否定したと報告。さらに、A子さんからは『松本さんと3人で撮っている写真が載ってましたが、私は撮った記憶もないし、あんな光景も見た覚えなど全くない。あれは私じゃない』と断言したことも伝えています」（同）

もっとも、吉本関係者宛てのハガキで「罠を仕掛けた」とされる末端芸人のAは、すでに吉本を退所している。

「AはBS放送のレギュラー番組降板にあたり、プロデューサーなど制作陣へ悪態をつき、先方から吉本に激しいクレームがあった。吉本所属のタレントとして許される行動ではなかったため、辞めてもらったんです」（関係者）

松本疑惑の根は深そうだ。