(画像)Picturesque Japan/Shutterstock
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佐々木朗希に“調整遅れ”の懸念浮上 短期間で仕上げるメジャー式の調整が原因か

福岡ソフトバンクのダーウィンゾン・ヘルナンデスが2月28日、自身のインスタグラムを更新。ソフトバンクの同僚であるロベルト・オスナ、千葉ロッテの松川虎生、佐々木朗希、球団通訳の5人で焼肉を楽しむ様子を公開した。


「ヘルナンデスのほうからお誘いがあったみたい。ロッテ所属だったオスナが連絡を取り、実現しました」(関係者)


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他球団の選手と仲良くしてはいけないとは言わない。しかし、ペナントレース開幕まで1カ月を切った時期である。メジャーリーグを経験した2人の他球団投手が「佐々木に会いたい」と思った理由は、やはり、ポスティングシステムによる早期MLB移籍発言にあるようだ。


「ロッテ内でも似たようなことがありました。キャンプ中、新加入のコルデロたちが佐々木の投球練習に見入っていました。ワケを聞いたら、『有名人だから』と笑いながら話していましたね」(スポーツ紙記者)


佐々木の早期挑戦の発言は、米球界にも広まっているようだ。


MLB経験者たちが佐々木との接点を持ちたがり、「どんなヤツ?」と関心を示せば、本人もその気になってしまうだろう。


そんな象徴的なシーンが見られた。

MLB式の調整が佐々木朗希に合ってない?

「28日のオリックスとの練習試合前でした。オリックス側にブルペンを貸してもらい、佐々木が投球練習をしたんです。全体でのウォーミングアップ後、31球を投げ込みました」(同・記者)

その投球練習を少し離れて見守っていたのが、ロッテの吉井理人監督。投げ込みが終わると待っていましたと言わんばかりに佐々木に近づき、そのまま2人だけの会談が始まった。


「内容は分かりません。10分程度でしたが、佐々木は深刻な表情で練習に戻っていきました」(同)


佐々木は2月25日の韓国・ロッテジャイアンツとの練習試合に投げ、一回を被安打1、奪三振1無失点の内容だった。最速は154キロをマークしたが、「数字ほどの速さは感じられなかった」との声も多く聞かれた。


3月3日には西武との練習試合に登板。二回2安打1失点で、最速は157キロだった。一回は155キロを新外国人のアギラーにはじき返され、1点を失っている。


「今季は自身でプランを立てての調整となりましたが、失敗したのかも。短期間で仕上げるMLB式の調整が、佐々木にはまだ無理だったのでしょう」(同)


今季は開幕3戦目、3月31日の日本ハム戦での登板が内定している。調整不足と言われないような活躍に期待したい。