日本テレビの上層部が悲鳴を上げている。
「小学館との蜜月関係が崩れつつある。もしも小学館から愛想を尽かされたら、ドラマの原作コンテンツを失う。講談社や集英社にはフジテレビとTBSが食い込んでおり、まさに0ベースからのスタートになってしまうんです」(事情通)
【関連】『セクシー田中さん』脚本トラブル問題がムロツヨシに飛び火!在り方を問われる漫画原作ドラマ ほか
日本テレビは、4月クールの土曜ドラマ枠(夜22時~)で放送予定だったドラマ『たーたん』の制作中止を発表した。
原作は、小学館が発行するビッグコミックオリジナルで連載中の西炯子氏による同名漫画。ムロツヨシ主演ですでに脚本が仕上がっていたという。今回、中止が発表されたことで危機に陥っているのが日テレサイドだ。
「この枠は、ドラマということでスポンサーを集めている。今さらバラエティー番組には鞍替えはできない。その結果、初回放送予定だった4月27日から6月29日までの全10話分の代替え作品を探している最中です」(テレビ局関係者)
『セクシー田中さん』騒動に揺れる日テレ
この前代未聞ともいうべき中止発表が行われた理由は、現在も世間を騒がせている『セクシー田中さん』をめぐる事件が背景にある。
昨年10月クールにおいて、木南晴夏をヒロインにして実写化したドラマの原作改変に、原作者である芦原妃名子さんが納得いかず、最終的には命を絶ってしまうという最悪の事態になってしまった。
「この反省から『たーたん』の脚本を一から練り上げることになったんです。結果、原作を無視した改変が何カ所も見つかり訂正を求めたわけです。しかし、日テレサイドも視聴率ありきの改良と譲らず、最終的には物別れになった。制作発表もしておらず、時期も適切ではないということから双方、納得した上での撤退となったわけです。ここで発生した800万円近い費用は日テレが持つことで落ち着いた。とはいえ、双方に大きな遺恨を残してしまったことは間違いありません」(同)
現在、日テレは出版界出身の制作関係者に密命を与え、関係修復を急いでいるというが、果たして…。
あわせて読みたい
- [New] 旧ジャニーズ事務所の巨額利権をめぐる変わらない体質に「解散論」再燃へ
- [New] 香川照之の激変姿に衝撃! 長瀬智也、吉田栄作、椎名桔平…激変で“イケオジ化”した男性芸能人たち
- [New] 霜降り・粗品“YouTuberおもんない”発言を撤回!? 「爆笑させてくれてありがとう!」と絶賛した大人気YouTuber
- [人気] 【大西結花】借金返済、レーサーデビュー、年の差婚…『スケバン刑事』はお騒がせ!?《レジェンドアイドルの現在地(10)》
- [人気] 【野村佑香】『ねるじぇら』CMが話題になった元祖チャイドル《レジェンドアイドルの現在地(11)》
- [話題] 【小野真弓】『アコム』CMで大ブレークし最高月収は約700万円!《レジェンドアイドルの現在地(12)》
- [話題] 『ホンマでっか』『ネプリーグ』が打ち切り!? 視聴率最下位のフジテレビ“大改革”の噂