2月2日に公開されたアニメ映画『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』が国内で苦戦中だ。公開3週目の国内映画ランキング(興行通信社調べ)では3位だったが、前作の成績と比べて動員数と興行収入がガタ落ちしている。
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26日に発表された国内映画ランキングで「絆の奇跡、そして柱稽古へ」は、週末3日間で動員数15万5000人、興収2億2950万円だと発表された。累計成績は動員124万人、興収は17.7億円を突破している。
「初登場1位、その後は2週連続2位で、ランキング上位をキープしていますが、前作『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』より大きく数字を落としています。『上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は、公開3週目で動員187万人、興収26.3億円でした」(映画ライター)
動員と興収どちらも数字を落とした理由は、作品のクオリティーが関係しているのかもしれない。
鬼滅ファンからも苦言「映画にする意味あるんだろうか」
劇場へ足を運んだファンからは《前作と比べてめっちゃ悪かった》《映画にする意味あるんだろうか。鬼滅の刃は好きだけど、ちょっとないわ》《控えめに言っても、映画でやるもんじゃないよ…鬼滅好きだから批判したくないけど、始まって1時間ぐらい前回のあらすじって酷すぎる》などと指摘されている。
国内人気に陰りが見え始めているのかもしれないが、韓国でも同様のようだ。
「韓国での『上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』のオープニング成績は226万ドル、一方で『絆の奇跡、そして柱稽古へ』のオープニング成績は132万ドルでした(Box Office Moji調べ)。2月11日には声優の河西健吾と花澤香菜が韓国・ソウルで舞台挨拶に登壇したのですが、前作ほどの成績は残せませんでした」(同)
しかし一方で、成績が上がった地域もある。
「北米・中南米でも『絆の奇跡、そして柱稽古へ』の公開がはじまり、全米映画ランキング(Box Office Essentials調べ)で、初登場2位という結果でした。興行収入は1157万ドルで、前作の1011万ドルを超えています。またメキシコのオープニング成績は450万ドル(Box Office Moji調べ)で、こちらも前作のオープニング成績340万ドルを超えました」(同)
日本のアニメブームを牽引してきた『鬼滅の刃』だが、国によって人気に差が出始めたようだ。
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