旧ジャニーズ事務所の性加害問題の影響で、芸能生活で味わったことがない大ピンチを迎えている木村拓哉。予定していたCMやドラマ出演は白紙になり、苦肉の策で今年1月1日にYouTubeチャンネルを開設するも、2カ月たってもチャンネル登録者数は55万人ほどと、日本を代表するトップ俳優にしてはさびしい数字となっている。

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「木村は、テレビでの露出が減る中でYouTubeを始めたが、人気があるのは堂本剛やSixTONESのジェシーなど後輩が出演した動画ばかり。木村個人の動画はあまり視聴されていない状況です。チャンネルの登録者数も頭打ちですし、他の旧ジャニーズのタレントが運営するチャンネルから見ても、失敗した部類に入ります」（スポーツ紙記者）

踏んだりけったりな木村だが、俳優としての仕事がやっと再稼働し始めているという。

木村は、自身のインスタグラムに、作品名は伏せたものの撮影を匂わせる投稿をした。

その作品というのは、木村が主演を務めたドラマ『グランメゾン東京』（TBS系）の劇場版なのだとか。

「木村さんは、『グランメゾン東京』の劇場版と、スペシャルドラマの撮影中。さらに、テレビ朝日系で4月から始まるドラマで主演を担当するという情報。ただ、ドラマの方は、木村さんが配役に注文を出したため、まだ撮影が本格的にスタートせず、テレビ朝日も頭を抱えているとか。本当に放送されるのかと、局内では心配する声が出ている始末です」（民放関係者）

アーティスティックな父娘共演CM？

そんな木村が、次に狙うのは、CMへの本格復帰。CM出演を獲得するために〝奥の手〟を使うつもりだと、大手広告代理店関係者の間で噂になっているようだ。

それは、これまで禁断とされてきた、家族との〝電撃共演〟。木村には御存知の通り、妻である工藤静香との間に、フルート奏者のCocomiとモデルのKoki,という2人の娘がいる。

特に、Koki,は女優としても活動し、母親である工藤がステージママとしてすべての仕事をプロデュース中だ。

「これまで、木村さんが家族のことをトーク番組で話すだけでネットニュースになっていた。それくらいに、木村さんは〝家族NG〟を貫いていた。とはいえ、木村さんの現状を見ると、CM業界で一発逆転を狙うには家族共演しかない。恥を捨ててでも、娘たちの力を借りる決心がついたようです。ただ、工藤さんは、一流クライアントのCM以外は受けない方針のようで、大手広告代理店が調整に入っている」（同・関係者）

一説には、CM出演料が数千万円規模で下がったとされる木村。タレントとしての格を守るためにも、決して安売りはしないだろう。

「父娘3人セットで、1億円を超える広告費が設定されそう。しかも、CocomiとKoki,のイメージを崩さないように、アーティスティックな作品に仕上げる条件も付いているとか。これだけの広告費を出せる企業は限られてきますが、話題性は抜群なので、数社がすでに興味を示しているという話です」（広告代理店関係者）

木村父娘の〝禁断のコラボ〟に期待したいところだ。