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M-1審査員“総入れ替え”プラン浮上!霜降り・粗品の苦言は正しいのか?揺れるお笑い界と高齢化問題の行方

粗品
粗品 (C)週刊実話Web

『ダウンタウン』松本人志の活動休止が長期化すると予想されている現在、早くも年末のお笑い賞レース『M-1グランプリ』の存続を危ぶむ声があがっている。

そんな中、『M-1』審査員を総とっかえするという案も浮上しているようだ。


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「『M-1』は島田紳助氏が立ち上げた漫才日本一を決める大会。紳助氏の芸能界引退をきっかけに、一度は大会が終了しましたが、2015年に復活。松本はその大会のほとんどで審査員を務めてきました。『M-1』のブランド力は、松本が審査員をしていることが理由の一つだっただけに、彼ナシではできないという声は多い」(芸能ライター)

とはいえ、『M-1』は全芸人が憧れる大きな目標。これをなくしてしまえば、芸人のモチベーション低下や、売れるきっかけを失ってしまう。

そこで、松本を含めた今までの審査員を総とっかえする案が出ているようだ。

『M-1』ブランドと若返りは両立しない?

「『M-1』審査員については以前から不満も多く、最近では2018年チャンピオンである『霜降り明星』の粗品も苦言。審査員が高齢すぎて、出場者のネタについていけていないと指摘していました。上沼恵美子とオール巨人が勇退し、少し若返りましたが、今も審査員の平均年齢は50歳超え。10~30代をターゲットに笑わせている出場者のネタを審査するのは、難しいかもしれません」(同・ライター)

だが審査員の若返りは、『M-1』というコンテンツ自体を潰しかねないとも危惧されている。

「『M-1』が復活した2015年、審査員を務めたのは元王者10人。出場者と審査員の年齢が近いメリットはあったのですが、バラエティー番組のひな壇に座っているような芸人が審査していたため、大会の権威がなく、大不評だったのです。若い審査員を望むのならば、そういった特色の大会を別で作るしかないでしょう。『M-1』は〝大御所が審査する〟という大会で、それがウケているのですから」(同)

粗品が紳助氏のように、イチからお笑い大会を作ることを期待したい。

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