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電撃発表! 住吉会と道仁会“親戚縁組”の内情

電撃発表! 住吉会と道仁会“親戚縁組”の内情 
電撃発表!住吉会と道仁会“親戚縁組”の内情 (C)週刊実話Web

2月上旬、ヤクザ業界内に、ある噂が飛び交った。

「住吉会(関功会長=東京)と道仁会(小林哲治会長=福岡)が、親戚関係を結んだいう話や」(ベテラン記者)

住吉会といえば、関東最大の勢力を誇る組織だ。一方の道仁会も、九州最大の組織として知られる。

「関係強化の一環なんやろが、その目的については諸説、囁かれたで」(同)

噂の通り、24日までに関会長と小林会長の連名で、親戚縁組に関する挨拶状が各関係先へ送られた。〈御挨拶〉と題した書状の冒頭には、こう記されていた。

〈住吉会総本部長 幸平一家十三代目総長 加藤英幸殿の強い御要望と御推挙により〉

さらに、四社会(道仁会、五代目工藤會、太州会、熊本會)の同意を得て、五分の兄弟会として親戚関係を結ぶことになったという。

加藤総本部長は住吉会の実力者の一人であり、業界内においても存在感を発揮している。今回の親戚縁組でも、重要な役割を果たしていたのだ。

「もともと道仁会と加藤総本部長とは付き合いが長く、両組織が親交を持つようになったのも、加藤総本部長との関係があったからだと聞く。小林会長とは四代目を継承する前から親交があり、個人的な関係も深い」(関東の組織関係者)

平成25年には、沖縄県内にあるゴルフ場で身分を隠してプレーしたとして、共に警視庁と福岡・沖縄両県警の合同捜査本部に、詐欺容疑で逮捕・起訴(無罪判決)されたことがあった。

「それくらい、公私共に付き合う仲だということだ。関会長が住吉会トップになってからは、三者でたびたび交友を持っていたそうだ。その中で互いの本音を語り合い、距離を縮めていったのではないか」(同)

実際、小林会長が上京した際には、関会長も姿を現し、見送りを欠かさなかった。小林会長の乗った車両が見えなくなるまでその場にとどまるなど、名残惜しい様子が印象的だった。

新しい試み『五分の兄弟会』

また、一昨年8月に執り行われた道仁会の先代である大中義久三代目の13回忌法要には、関会長をはじめ生前縁があり、現在も親交の深い全12団体のトップらが出席。幸平一家からも、最高幹部が福岡入りした。道仁会としては、同じ過ちを二度と繰り返さないためにとの趣旨で法要を営み、各友好団体と改めて〝平和共存路線〟を歩む意思確認の場ともなったのだ。

「住吉会にも道仁会にも、他団体と血の抗争を繰り広げた過去がある。その痛みを知っているからこそ、強く平和を望むのだろう」(九州の組織関係者)

今回の親戚縁組に至った背景については、こう話す。

「関会長、小林会長、加藤総本部長には絶対的な信頼関係があり、お互いを尊重し合ってきた。組織の大小に関係なく助け合い、任俠界の信義を守っていきたいという思いも一致していた。その上で加藤総本部長の進言もあり、業界の新しい試みである『五分の兄弟会』として、任俠界の将来に少しでも良い結果をもたらすならばと、親戚関係を結ぶことになったようだ」(同)

ある業界ジャーナリストは、今回の〝電撃縁組〟をこうみている。

「関東と九州の組織間でより絆が深まったのみならず、ヤクザ業界全体への影響も大きいだろう。住吉会の関会長は六代目山口組・司忍組長と個人的に親交を深めており、住吉会は稲川会(内堀和也会長=東京)と親戚関係にある。その稲川会は六代目山口組と親戚だ。平和共存路線に深い意味をもたらす構図といえる」

近年、業界内が混沌とする中にあって、トップ同士の個人的な交流、組織間の付き合いは、より注目されるようになった。警察当局もその動きを注視しており、今回の親戚縁組に対し、警戒を強めているという。

「山口組分裂の渦中であり、直接的な関わりがなくとも注意を払っておく必要があるはずだ。いずれにせよ、新たな歴史が刻まれたのは間違いない」(同)

住吉会、道仁会の動向から、目が離せない。

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