この号を書いている2月13日現在、関東地区、九州地区、東海地区の選手権がすでに終了。今年の地区選は、ここまで超銘柄級の選手が優勝を飾っている。
先陣を切って行われた関東地区選は、優勝戦1号艇の一瀬明がGⅠ初優勝にチャレンジしたが、濱野谷憲吾が、5コースから鮮やかなまくり差しを決めて一瀬の野望を粉砕。東都のエースの底力を見せつけた。
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九州地区選は、抜群機を引き当てた峰竜太が、予選から圧倒的な走りでシリーズをけん引。優勝戦も貫禄の逃げでインから押し切った。
峰は舞台となった芦屋との相性が抜群。初めてGⅠを勝ったのが2009年に芦屋で行われた九州地区選。16年からは周年記念を3連覇して、20年にも周年記念を制覇。まさにドル箱水面という実績だ。
3月のSGクラシック出場へ、ラストチャンス!
東海地区選は、池田浩二がイン逃げで優勝。予選ではそれほど出ている感じではなかったが、徐々に仕上げていって、準優のときには明らかにパワーアップ。優勝戦は、自信を持って行ける状態になっていた。
3月に行われるSGクラシック出場へ、ラストチャンスになる地区選手権。濱野谷、峰、池田は、いずれもクラシックの出場権を持っていたため、中澤和志、大池佑来、豊田健士郎の繰り上がり出場が決定。残る3議席も、この号が発売される頃にはすでに決まっている。
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