大井競馬場で『第15回フジノウェーブ記念』(SⅢ)が2月28日に開催される。
2009年以前は準重賞競走『スプリングカップ』として施行されていたが、10年に重賞に昇格。ダート1400メートルのSⅢ競走『東京スプリング盃』として行われるようになった。
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第1回から当時の南関東史上初の同一重賞4連覇の快挙を成し遂げた地方競馬のレジェンドホース・フジノウェーブを称え、14年よりフジノウェーブ記念とレース名称を変更。春に控える東京スプリント(大井)に向け、短距離路線の有力馬たちが本格的に始動する重要な一戦となっている。
過去の優勝馬を見ると、NARグランプリ受賞歴のあるジェネラルグラント、セイントメモリーをはじめ、ケイアイレオーネ、リッカルド、キャプテンキングなど複数の重賞タイトルを持つ実力馬の名前がズラリ。
ただし、10年の創設時まで遡って傾向を見ると、1番人気【5・1・1・7】に対して3番人気【5・2・1・6】。また、6番人気以下が連に絡んだ回数は14回中11回と、順当に決まった年はほとんどない。
高齢馬の活躍が目立ち、特にフジノウェーブ記念に改称されてからは、8歳以上の馬がほぼ毎年1頭は馬券に絡んでいる。
前走成績にとらわれることなく、実績ある高齢馬は積極的に狙うことが、馬券的中への近道か。
地方所属馬の活躍が目立つレース
さて29日は名古屋競馬場で『第26回かきつばた記念』(JpnⅢ)が開催される。名古屋競馬のゴールデンウイークの名物レースとして定着していたが、古馬短距離路線の整備に伴い、2月下旬に移行した上でハンデ戦から別定戦へ変更された。
ちなみに名古屋競馬場で行われる3つの交流重賞は、すべて条件や施行時期が変更され、まったく違う内容となっているので要注意だ。
大幅な変更により、レースの傾向なども大きく変わる可能性は高いが、かきつばた記念の大きな特徴といえば、地方所属馬の活躍だ。
04~06年までは地方所属馬が3連覇。さらに14年タガノジンガロ、17年トウケイタイガー、22年イグナイターと兵庫勢が制しており、ここをステップにさらに上のクラスへ昇格する地方馬の登場を期待したい。
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