旧ジャニーズ事務所の20歳年下タレントとの〝お泊まり報道〟で、芸能界から干されていた感のある女優の吉田羊（年齢非公表）が、再ブレイクの兆しを見せている。

NHK大河ドラマ『光る君へ』や『不適切にもほどがある！』（TBS系）に出演し、存在感を示しているのだ。

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下積み時代を長く経験した吉田がブレイクしたのは2015年。同年には連続ドラマ5本、映画5本、CM6社に出演した。

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの吉田が、ミソをつけたのは16年4月。『週刊ポスト』にジャニーズ事務所（当時）のアイドルグループ・Hey！Say！JUMPの中島裕翔（30）との自宅マンション〝7連泊愛〟を報じられたからだ。

「当時のジャニーズ事務所は恋愛ご法度。ジャニーズと吉田側は交際を否定したが、吉田にとっての初スキャンダルは想像以上にダメージが大きかったはず」（女性誌記者）

「熟女が手を出してんじゃねえ！」

同誌によると、まだ22歳だった中島は年上の吉田に食事代を払ってもらうなど、すっかり頼り切っていたという。

「いくら双方が否定しても、中島のファンは黙っていなかった。『早く別れろ』とか『熟女が手を出してんじゃねえ！』といった罵詈雑言が飛び交ったんです」（芸能ライター）

この2人に先立って、NHK朝ドラでヒロインを務めた女優の瀧本美織と、Kis‐My‐Ft2・藤ヶ谷太輔の熱愛報道が出た際も、藤ヶ谷のファンから瀧本側に猛烈な抗議があった。

「その後、瀧本の仕事は激減。吉田も瀧本の二の舞いになるのではと心配されたのです」（同）

中島とのスキャンダル発覚時、吉田は4本の出演映画公開を控え、CM12本を抱える人気絶頂期だった。

「中島との件で、吉田の露出がCMを含めて激減したのは確かです。しかし、昨年の旧ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題で状況は一変し、ジャニーズへの忖度はなくなりました。女優として実力のある吉田の需要は今後も増えていくでしょう」（ドラマ制作会社スタッフ）

貴重なバイプレーヤー・吉田の完全復活は近い。