『美女ざんまい』~美熟女ランナー・松山まなかインタビュー

2年前の東京マラソンで、38歳にしてサブスリー(3時間切り)を達成した、グラビア界きっての美熟女ランナー・松山まなか。走るだけじゃなく、脱げるグラドルとしても注目を浴びている。そんな彼女のナマ裸体に迫る――。

松山 今日も13キロほど走ってから(取材会場に)来たんですよ。今月は500キロ走ろうと思っているのですが、まだ300キロくらい。頑張らなくちゃ!

――あと1週間ほどしか残ってないですよ(取材時)。

松山 問題ないです。どんなにお酒を飲んだ翌日でも、ちゃんと走れますから。

――飲むのが前提なんですね。二日酔いで走ったら辛くないですか?

松山 去年は、ほとんど毎日が二日酔いでした。私は、ほどほどというのができなくて、浴びるほど飲むか、1滴も飲まないかのどっちかなんです。走るとお酒が抜けるから? いいえ、余計気分が悪くなったりします(笑)。でも、レースの数カ月前からは完全にお酒を抜くこともできるんですよ。

――グラドルだけどマラソンランナー…と聞いて、勝手にストイックな女性なのかと思っていました。

松山 うっそ~。私の趣味はマラソンと酒と男ですよ! お酒の失敗談なら数えきれないほどあります。記憶はよくなくしますし、飼い犬を忘れてきたことも4、5回あります。いつの間にか知らない男性とお付き合いしていたことも…。

――なんですか、それ?

松山 交番から連絡があったんです。犬の迷子札を見て連絡が来て、そこには男女が5、6人いたなぁとは覚えてるんですけど、それ以外の記憶はゼロ。ところが翌朝になってLINEを開くと、知らない誰かと凄い盛り上がった会話をしていたんです。「俺たち付き合っちゃおうか?」「うん、いいよ」って。全然覚えてないけど恐る恐る電話をしたら、犬を届けてくれたうちの1人でした。「覚えてないので、ごめんなさい」と謝りましたけどね。

ベッドの上ではドMかも…

――男も趣味というのは?

松山 つい最近までは男の人が途切れると「ヤダなぁ~」と思うくらいの男好きでした。今は新たな目標ができたのでそこまで血眼ではないけれど、女として性の対象に見られるための努力は惜しみなくやっています。「ヤリたい」と思われなくなったら悲しいじゃないですか? そのためにエステに行ったり、運動もしたり…。家事は全然しないんですけどね(笑)。

――そういう関係になりたい時には、どんなアピールをして口説く?

松山 口説くことはしません。私、自分のことをイイと思ってくれてない人には魅力を感じないから。相手の方から口説いてほしいんですよね。「なんとかして振り向かせよう」なんてことも、したことがないです。

――「好感持ってるよ」みたいなサインも出さない?

松山 受け身が多いので、出さないです。

――NGなタイプは?

松山 高圧的な人、偉そうな人、命令口調な人。もう、絶対にイヤです

――SMでいうと、Mではないってことだね。

松山 はい。普段は私、全然Mじゃないです。でも、ベッドの上ではドMかも。関係が逆転するのが楽しくないですか?

――新たな目標ということですが、それは何?

松山 私がそもそもマラソンを始めたのは2006年に「そうだホノルルマラソンに出よう」と思ったのがきっかけなんです。それまではスポーツとはまったく無縁な生活で、どちらかというとヤンチャでした。ただ唯一、高校に通うのに片道1時間半かけて自転車で通っていたんです。そこで足腰が鍛えられたのかなって思います。

ホノルルの前にトライアルで10キロくらい走ったところ、かなりの好タイムを記録。20キロ、30キロと距離を伸ばして本番に臨んだのだが、30キロ以上を走ったことがなかったのもあって、その壁がものすごく苦しかったという。結果は5時間18分。ごくごく平凡な記録に終わってしまった。

松山 それがとても悔しくて。次の年も走って4時間30分、その次は…といった調子で3時間半までは割と順調にタイムを縮めました。ところが、その先がなかなか伸びないんです。雑誌の企画で3時間15分を目指そうと東京マラソンを走った時も達成はできませんでした。それからは、かなり真剣に走りましたよ。

――現在のベスト記録は?

松山 2年前の東京マラソンで出した2時間59分47秒です。3時間を切ることをサブスリーと言うんですが、昨年、65歳の女性の方がフルマラソンでサブスリーを記録してギネスに載ったんです。40歳の私もサブスリーですが、この年代だと元オリンピック選手も入れて私の上には全世界で17人くらいしかいないんです。ということは、私も60歳くらいまでタイムを伸ばせると思うので、最高齢でギネスを狙いたいなと。そう思ったら、ちょっと禁欲的になってきたんです。

――そんな〝二日酔い禁欲ランナー〟が、最新写真集を出したそうですね。

松山 あ、宣伝してもいいんですか? 実は、紙の写真集は今回が初めてなんです。これまではDVDやデジタル写真集だったので、ちょっと嬉しいんですよね。

脱がなきゃ需要がないと分かってる(笑)

――見どころは?

松山 脱いでます(笑)。

――鍛えたBODYを見せたいから?

松山 う~ん…別に私はグラビア体型じゃないので、「どうだ」みたいな自信があるわけじゃないんです。アスリートの私とグラビアの私はちょっと違うんですよね。でも、男性の人は結びつけたがるでしょ? ジャージでストレッチしたり、走ってる私と、それを脱ぎ捨ててる私…みたいな。今回は、その両方が見られる作品になっています。

――脱ぐことにためらいはなかった?

松山 別に脱ぎたいわけじゃないんですけど、脱がなきゃ需要がないと自分でも分かっているので(笑)。

――潔いですねぇ。

松山 はい。意外と自分を客観視できるタイプなんで。

――ところで、ネットでは「愛人が何人もいるんじゃないか」という疑惑が囁かれています。

松山 おかしいですよね。ちゃんとタレント活動もしているし、走りながら脱ぎもしているのに。ただ、私自身は愛人体質だろうなぁとは思います。束縛されるのが嫌いだから、向こうにとっても便利だし、私にとっても便利。でも私、愛人キャラではないですよねぇ? だって一見、清楚そうじゃないですか。