
北朝鮮の金正恩総書記の妻である李雪主(リ・ソルジュ)夫人が、昨年1月25日の旧正月を祝う記念公演観覧以来、約1年間も公の場に姿を現さず、雲隠れしていた。
韓国の一部メディアでは、「不仲による離婚説」まで報じられていたが…。
「北朝鮮の高官から〝1号宅〟と呼ばれ、正恩氏の長年の愛人とされる歌手で軍人の玄松月(ヒョン・ソンウォル)宣伝煽動部副部長に対する寵愛ぶりが加速し、さすがの李夫人も嫉妬に耐えきれなくなったという情報もありました」(北朝鮮ウオッチャー)
ところが、故・金正日総書記の誕生日(光明星節)だった2月16日に、李夫人が平壌の万寿台芸術劇場に現れ、夫と共に公演を観覧。不仲説を一蹴したのだ。
「離婚どころか、李夫人が約1年もの間、雲隠れしていたのは、妊娠と出産のためだったのではないか、との情報が有力です。逆算すると秋ごろに出産し、4〜5カ月は静養したと見るのが妥当。このご時世ですから、母子をコロナから守る徹底した隔離が行われていたのかもしれません」(同)
すでに“万が一”に備えているというウワサも…
この妊娠・出産説は、韓国の情報機関も「非公式」ながら認めているようだが、生まれた子の性別までは特定されていない。
「今回、李夫人が出産していたとすると、正恩氏にとっては4人目の子供ということになります。四代目候補とされる長男は、現在4歳くらいと推定されていますが、今回生まれたとされる子どもが男であれば、将来的に後継者となる可能性もあります」(朝鮮史に詳しい元大学教授)
正恩氏の過度の喫煙による健康不安説もあり、すでに〝万が一〟に備えているというウワサもある。
「皇帝が幼いときなど、直接政治が行えない場合に、権力を握る女性が摂政政治を行う『垂簾聴政』という権力構造があります。すでに、これを念頭に置いて動いているというのです」(同)
その場合、国を動かす大役を担うのは李夫人か、妹の金与正氏か、はたまた玄松月氏か――。いずれにせよ、恐るべき女の戦いになりそうだ。
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