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また日テレか!渡部建“豊洲タダ働き”の裏に『行列SP』密着VTR疑惑

渡部建
渡部建 (C)週刊実話Web

多目的トイレ不倫で芸能活動の自粛に追い込まれてから早8カ月余り。人気お笑いコンビ『アンジャッシュ』渡部建の名前が久しぶりにメディアをにぎわせた。東京・豊洲市場で渡部がアルバイトをしていると一部メディアが報じたことで、ヤジ馬や記者らが殺到。市場関係者が厳戒態勢を取る騒ぎにまで発展したのだ。

「騒動の発端は、SNSなどで渡部目撃情報が多数発信されたこと。渡部が豊洲で働いているという情報は、その後もテレビ局、週刊誌などに多数寄せられました。話を総合すると、2月に入ってから週に一度、豊洲の大手老舗卸売店で、早朝から8時ごろまで『ウニの運搬や陳列など真剣に働いている』というものでした」(ワイドショー担当芸能デスク)

渡部といえば、芸能活動のかたわら美食家を標榜し、日本全国の有名飲食店を食べ歩き、仕事につなげてきた。

「てっきり渡部はこのまま芸能界を引退し、将来、自分の店を開店するための準備を始めた…豊洲はそのための第一歩と誰もが思いました」(スポーツ紙記者)

ところが、取材を進めてみると、意外な事実が露呈したのだ。

「メディアをにぎわせた卸元は、知り合いの飲食店から紹介されたことが縁で付き合いを始めたそうです。不倫騒動で謹慎して以来、時機を見て自宅に豪勢な差し入れを届けてくれたその恩返しのため、週に一度、無給で働いていたそうです。そもそも転職を考えているなら週に1回だけの勤務なんてあり得ない」(消息筋)

実は、渡部は芸能界引退どころかいまだに虎視眈々と復帰の機会をうかがい、そのときを待っているという。今回の〝豊洲タダ働き〟の件に関しても、ある疑惑が取り沙汰されているのだ。

あえて寒さが厳しいこの時期でイメージアップ?

「芸能界に復帰するためのイメージアップ作戦の1つだと思う」

こう証言するのは渡部をよく知る大手芸能プロの敏腕マネジャー氏。

「現在の渡部の好感度は最悪な状態。特に女性の拒絶反応は、渡部=多目的トイレ不倫で想像以上。完全に女性を性の捌け口として扱った男とのレッテルを貼られてしまった。しかも、森喜朗元総理が女性蔑視発言で東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の座を追われたように、世間は性差別に敏感になっている。そんなときだからこそ、あえて寒さが厳しいこの時期に汗水流して働く渡部の姿をイメージさせる目的があったのでは。芸能界では誰も口にしませんが、そう解釈していますよ」(同)

事実、渡部情報は2月中旬ごろから爆発的にSNSでアップされるようになった。

「今思い返すと、ちょっとデキ過ぎかなと勘繰ってしまいます。メディアの取材をすべて拒否していたのに、『週刊文春』(2月25日発売)で卸元社長が取材に応じ、渡部を『まじめに働いている』とベタボメしている。普通、ふざけて働く人間はいませんよ。この基準が不明です」(事情通)

週に一度勤務する際、渡部は2000万円は下らない愛車を駆って、コソコソと豊洲入りしていたという。

「一緒に働いていた従業員に車を自慢していたそうです。相変わらず渡部の脇の甘さを感じますね」(芸能プロ関係者)

イメージアップ作戦の先には、当然、有象無象が蠢いている。

「今回も日本テレビ側が裏で糸を引いている。渡部はまた躍らされているはず」

こう耳打ちするのは、渡部に近い関係者だ。

今後も渡部は日テレの言うがまま…

「ゴールデンウイークに放送される『行列のできる法律相談所 大謝罪3時間SP』でテレビ復帰させることをもくろんでいるのです。この番組の総合演出は昨年の大みそかに放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時間!』と同じ人物。しかも、渡部は『ガキ使』で完全復活を遂げる予定だったが、事前に出演情報を記事にされ、収録VTRをお蔵入りにするという大ポカをやらかしている。その穴埋めのため、GWの『行列――』出演オファーを出したというのです。1日でも早く芸能界復帰をしたい渡部に拒絶する選択肢はなかったようです」(テレビ局関係者)

さらに、こんな疑惑も囁かれている。

「そもそも、今回の豊洲のボランティア活動はロケの延長だったというのです。渡部が自撮りしたものを番組で紹介するための、いわば〝ミソギVTR〟だったのではと…。昨年大みそかの『ガキ使』といい、今回の情報漏洩といい、いろいろと勘繰りたくなってしまいますね。日テレのロケが裏に見え隠れするとしたら、週1勤務や高級車通勤もすべてにおいて合点がいくのです。卸元社長が週刊誌の取材に答えたのもアリバイ証言のようにも感じてしまう。想定外だったのはメディアが騒ぎ過ぎたこと。どのような指示系統で情報が漏れたのか分からないが、当初は番宣も兼ねてのPRのつもりだったのかもしれませんね。日テレなら十分あり得る話です」(他局編成マン)

日テレは渡部が出演するHuluのレギュラー番組『渡部の歩き方』を現在も配信中だ。

「Huluは日テレの配下です。現在も中止にはせず配信している限り、月に100万円近い現金が振り込まれている。あれだけイメージが最悪なら、配信中止にするべきなんです。だが、そうしていない。GW以降に『渡部の歩き方』の新シリーズが始まる企画案も浮上している。今後も渡部は日テレの言うがまま、従うだけですよ」(放送作家)

身から出たサビとはいえ、渡部は多目的不倫の〝ツケ〟をしばらく支払い続けることになりそうだ。

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