自由民主党 (C)週刊実話Web 
自由民主党 (C)週刊実話Web 

『ひるおび』恵俊彰も呆れ顔?“スシロー” 田﨑史郎氏の無理筋すぎる自民党擁護が話題「いつもより酷かった」

どんな無理筋でも自民党を擁護するスポークスマンとして知られ、政治界隈で〝田﨑スシロー〟と揶揄されるジャーナリスト・田﨑史郎氏が、ついに身内からもバカにされ始めているようだ。


田﨑氏は『ひるおび』(TBS系)へ頻繁に出演しており、2月8日の放送にも政治ニュースの有識者として登場。番組は自民党の裏金問題をめぐり、自民党衆議院議員の政治団体が匿名で公開した収支報告書を紹介した。


【関連】『ひるおび』視聴率低迷で打ち切り説が浮上「崖っぷち」の恵俊彰は加藤浩次の二の舞か ほか

報告書には2022年に〝土産代〟として年間836万2581円の支出が記載されるなど、一般的な常識からはかけ離れている。これについて、政治資金問題の権威で知られる神戸学院大・上脇博之教授が、「土産は自腹で買うべき」「自分の顔を売る行為に経費を使うべきではない」などと指摘すると、田﨑氏は「様々な情報を得るために会食・土産は必要なもの」と反論した。


お馴染みの自民党擁護だが、MCの恵俊彰は「田﨑さんは本当に守る態勢で(笑)」と皮肉を展開。田﨑氏の姿勢に呆れた様子を示すようになったのだ。


だが、恵の皮肉も無理はない。田﨑氏は第二次安倍政権以降〝政権擁護〟が目立つようになった。


田﨑氏は昨年3月9日の『ひるおび』でも、安倍晋三元首相・高市早苗元総務大臣らがテレビ各局に報道統制を示す文書が発掘された問題で2人を擁護。「捏造」と主張する高市議員に対し、総務省は「行政文書」と認めたが、田﨑氏は「行政文書が正しいとは限らない」など、公式記録を否定するに等しい理論を展開した。

池上彰も揶揄! アクロバティック擁護の数々

このように、昨今は以前にも増して無理筋な擁護が目立つため、ネット上でも《恵でさえスシローに皮肉を言いたくなるほど今日の自民党擁護はいつもより酷かった》《さすがに視聴者の大半が「何言うてはるの、スシローさん」状態になってると思う》などと失笑されている。

その姿勢は、あの池上彰氏にも揶揄されたことがあるほどだ。


池上氏は20年8月末のYouTubeで、退陣が囁かれた安倍元首相について「ひとつの根拠はスシロー! 田﨑史郎!」とコメント。「あの人はいつも安倍さんと寿司を食べに行くもんですから、スシローってあだ名がついてるんだけど」「スシローと言うと、この世界では田﨑史郎のことを言うんです。本当のお寿司屋のスシローじゃなくてね?」と述べ、政治マニアの間で爆笑をさらった。


このスシローというあだ名は、名前の史郎に寿司をつけたもの。池上氏の言う通り、安倍元首相をはじめ、自民党の要人と寿司店で頻繁に会食を重ね、癒着から擁護を展開しているのではとの疑惑が由来になっている。


「首相の同行を記録した『首相動静』を見ると、田﨑氏は安倍政権下の14年5月15日と12月16日、東京・西新橋の『しまだ鮨』で首相らと会食。12月は解散総選挙2日後というタイミングで、田﨑氏と官邸の距離の近さがうかがえます。会食は寿司だけに留まらず、16年1月29日にはフランス料理店『クラウンレストラン』、同年6月2日と12月20日には2度も『京都つゆしゃぶCHIRIRI』、19年7月23日にはイタリア料理『キッチャーノ』と多国籍に会食。これらはいずれもごくごく一部で、その回数を全て挙げるにはスペースが足りません」(フリージャーナリスト)


田﨑氏はこうした会食について割り勘であることを公言しているが、問題なのは権力と癒着する姿勢そのものだろう。