全速ターン！『ボートレース』情報～SGダービーに乗れそうなベテラン選手は？

今年の『SGボートレースダービー』（10月22～27日・戸田）の選出順位は、2023年8月1日から24年7月31日までが審査対象期間になる。ということは、現時点で残りほぼ半年。若手の台頭が著しい中で、大ベテランと言える登録番号3500番台までの選手2人が、出場可能なハイアベレージをキープし存在感を誇っている。

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1月28日現在、19位につけているのが、東都のエース・濱野谷憲吾だ。初のSG制覇が98年の福岡ダービー。そのときから25年が経過したが、華麗かつ大胆なコーナー戦は健在。「若い選手にスピード負けしているとは思っていないよ」と実に頼もしい。

50過ぎのパワフルオヤジたちに期待！

22位は北陸のエース・今垣光太郎。こちらはガッツあふれるレーススタイルと卓越した整備手腕が持ち味の選手。濱野谷と同じく、50歳を過ぎても地元エースの座に堂々と君臨している。このまま事故もなくダービー勝率をキープして、出場権を勝ち取ってほしい。

ボーダー下に目を移すと、81位に松井繁の名前がある。現在52位の勝率が7・24なのに対し、松井の勝率は7・01なので、残りの審査期間が約6カ月も残っていることを考えると、十分出走ラインに届く数字だ。

濱野谷や今垣と比べると、ダッシュ戦になったときの期待値は見劣りするものの、的確なスタートとエンジン出しで、イン戦の精度は抜群。ぜひ松井にもダービーに乗ってほしい。