テレビ朝日系で放送された討論番組『朝まで生テレビ!』で、とんでもないハプニングが発生した。
同番組は1987年の放送開始以来、ジャーナリストの田原総一朗氏(89)が司会を務めているが、1月27日放送分では日本維新の会の音喜多駿政調会長(40)が出演。若者がなぜ政治に興味を持たないかが話題となった際に「政治の話が面白くないから」「例えば、この番組も面白くないんですよ」と番組の根幹を揺るがす持論を展開したからだ。
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「この後、田原氏がなぜ面白くないかを問いただすと、音喜多氏は『話をみんな遮るからですよ。人の話を聞かないで、怒鳴り合っている』などと発言。田原氏の『全く違う』との強い反論にも譲らず、『高尚な話の前に怖いわけです。ワーワーやって、バーンとやっているのが』と意見をぶつけたのです」(民放関係者)
発言後、SNSにはこの意見に賛同する声が殺到。音喜多氏も番組終了後《―ついに出禁か?!『朝まで生テレビ』最大のタブーに突っ込んでみた―》と顛末を綴り、自身のX(旧ツイッター)を更新したのである
三浦瑠麗氏「不在」の影響
テレ朝関係者がこう語る。
「まさに、音喜多氏の発言はタブーにメスを入れた形。以前は田原氏がパネラーの発言に的確な指摘をするのが視聴者にウケていたが、田原氏をたしなめる役割を果たしていた国際政治学者の三浦瑠麗氏が、夫が業務上横領容疑で逮捕されたことを理由に降板してからは、〝暴走〟がひどくなったと評判だったのです」
加えて近年は田原氏の滑舌の悪さも局内で話題になっていたという。そのため、放送回数の縮小も検討されていたようなのだ。
「現在は毎月最終金曜日に放送されているが、今春以降、放送を減らすべきとの案が浮上している。また、若い人に政治に関心を持ってほしいのなら、番組はそのままで健康不安も危惧される田原氏から、若手に司会をチェンジするという改編案もある。いずれにせよ、田原氏体制の番組はそう長くは続かないだろうとみられているのです」(同)
もっとも、この騒動で同番組が久々に注目を集めたのは事実。テレ朝は痛しかゆしの状況か?
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