創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題の被害者への補償業務を行っている旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)だが、公式サイトの《被害者補償特設サイト》で1月31日時点の補償状況を報告した。
それによると、補償受付窓口への申告者数は948人、補償内容の通知者数は242人、補償内容の合意者数は190人。そのうち、補償金の支払者数は170人となっている。
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「まだまだ、本当に被害を受けたかどうか精査するまでに時間がかかりそう。4ケタ行くかと思われた申告者の数だが、もうそこまで増えることはないのでは」(全国紙社会部記者)
ファンに金銭を貢がせる旧ジャニタレ
そんな旧ジャニーズ事務所だが、またまた由々しき問題が浮上してしまった。
発売中の『フラッシュ』(光文社)によると、現在25歳の女性が、18歳で大学生だった2016年の当時、すでに解散した旧ジャニーズJr.(現ジュニア)で結成されたグループのあるメンバーとメールをやりとりする関係になった。
女性が舞い上がって、言われるがままに都内のホテルに行ったところ、裸の写真を撮られ、その後、その写真を〝カタ〟に物品や金銭を貢がせられるようになってしまったという。
結局、貢いだ総額は240万円に達したが、21年にそのメンバーが旧ジャニーズを退所すると女性をブロック。退所後に所属事務所社長を交えて話し合いをしたところ返金に合意したが、そのタレントは女性のストーカー行為などを主張し、残りの残債約200万円を返金する意思がないとしている。
「CDデビュー組でさえ薄給なのがバレてしまった旧ジャニーズだが、ジュニアは生活にも困るほどでは。なので、ファンに貢がせる行為は昔から横行していたが、ジャニーズの権力で記事にならず。今回、女性の勇気ある告発がきっかけとなり、すでに売れている現役・元所属の旧ジャニーズタレントたちへの〝貢がせトラブル〟の被害者が続々と名乗り出るかもしれない」(芸能記者)
女性たちが〝被害者の会〟を結成したら、新たに補償問題を考える必要がありそうだ。
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