とんねるず (C)週刊実話Web 
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木梨憲武の評価がうなぎ上り…迷走する石橋貴明と明暗分かれる

笑いの歴史を築いてきたとんねるずに再び注目が集まっている。木梨憲武の出演するドラマ『春になったら』(フジテレビ系)は、女優の奈緒とダブル主演。24年ぶりの連続ドラマ主演だが、等身大の演技で高い評価を受けている。


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「木梨と奈緒は父娘役で3カ月後に病気でこの世を去る予定の父と、3カ月後に結婚する娘の絆を描いたホームドラマです。木梨が演じる椎名雅彦は竹を割ったような性格で、娘の幸せを一番に考える父親。ピッタリのハマり役で、等身大の素晴らしい演技を見せている。『HERO』(フジテレビ系)、NHKの大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)で知られる福田靖氏の脚本も秀逸で、今期で一番泣かせるドラマとして人気が高い」(スポーツ紙記者)


ここ最近ではとんねるずとしての仕事は特番に出演する程度で、木梨は芸術活動を中心にしており、テレビ出演はあまりなかった。そんな木梨が、ここに来て俳優として大ブレークを果たしそうだ。


「これまで、木梨は『小市民ケーン』(フジテレビ系)や、映画『いぬやしき』などで高い演技力を見せてきた。ただ、本人は役者を続ける意志がなく、今回の『春になったら』は、妻の安田成美に出演をすすめられ嫌々引き受けたようです。はじめは乗り気でなかったものの、評価が異常に高いことで本人がやる気を出して、俳優業を続けても良いかもと周囲のスタッフに話しているとか」(同・記者)

ブレークしそうな木梨とは反対に…

1月26日には、自伝となる『みなさんのおかげです 木梨憲武自伝』(小学館)を発売し、さらに話題を集める木梨。片や相方の石橋貴明は、数年前にYouTuberデビューして話題を集めていたが、その後パッとせず迷走が続いている。

「You Tubeチャンネルの『貴ちゃんねるず』は、登録者数160万人を超えていますが、最近は動画の再生数があまり好調ではない。人気演出家のマッコイ斉藤氏が関わり、かなりハイクオリティーに仕上げているのですが、再生数が高い動画の多くはゲストが豪華なものばかり。石橋さんの人気でないのは明白です。最近では、石橋さんも動画撮影に飽きているとかで、企画もつまらなくなり再生数が伸び悩んでいるようなんです」(民放関係者)


そんな石橋だが、YouTuberとしての仕事以外では、たまに放送されるテレビの特番、さらにラジオやネット配信局・ABEMAでの仕事がメイン。かつての大スターとしては、地味な仕事ばかりとなっている。


「石橋さんは、得意のモノマネもネタが古すぎてテレビ向きでなく、持ち前の王様キャラが若者には受けない。また、黄金期を知らないスタッフがテレビ局に多くなり、積極的に起用する動きがない。フジテレビでは、休業した松本人志さんの代わりに石橋さんを…という声もあるが、木梨さんのように再ブレークするかは未知数ですね」(同・関係者)


コンビで明暗が分かれてしまったとんねるず。いつまでも同じようなお笑いしかできない石橋には、現段階では未来がなさそうだ。