二階堂ふみ主演のTBS火曜ドラマ『Eye Love You』が、第2話にして視聴率が爆上げした。

目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう〝テレパス〟の能力を持つ主人公が、超ストレートな年下の韓国人留学生と出会い、新たな恋に踏み出していくファンタジック・ラブストーリー。韓国でドラマ界のライジングスター（※次世代を担うスター）の1人と呼ばれ、人気沸騰中のチェ・ジョンヒョプが二階堂の相手役を務めている。

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「初回の世帯平均視聴率は、同枠で最低クラスの5.5％（ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同）。かなり厳しい数字となりましたが、なんと第2話で6.3％にまでアップ。第1話のTVer再生数は200万回を突破するなど、評判はうなぎのぼりです」（芸能ライター）

国内ではあまり馴染みのない、ジョンヒョプがイケメン枠を務めるため、放送前の注目度はあまり高くなかったが、今ではそのキャスティングが絶妙だと評判を呼んでいる。

「ドラマ内でジョンヒョプが演じているのは、何を考えているのかよくわからない若者。これを、国内で知名度の低い俳優が演じるのが絶妙で良い。主人公がジョンヒョプに対して抱く感情は、視聴者と全く同じ。恋愛ドラマの中でも、没入感が高い作品となっています」（同・ライター）

『Eye Love You』と『君が心をくれたから』の差がクッキリ？

これと対照的なのが、現在放送中の月9ドラマ『君が心をくれたから』（フジテレビ系）だ。主演に永野芽郁、相手役に山田裕貴と大人気若手俳優を揃えて、恋愛ドラマを繰り広げているのだが…。

「ストーリーが暗いし、登場人物もなんだか性格が悪い奴ばかり。4話終了時点で、ストレスがたまる一方で見ていて楽しくない。しかも今後、さらなる陰鬱展開が約束されているから脱落したくなる」（同・ライター）

何を楽しめば良いかはっきりしている『Eye Love You』に対し、『君が心をくれたから』は楽しみどころがわからない。リアリティーある感じを装っているのに、登場人物の考えが全員浮世離れしているため、視聴者からも《何を見せられているんだろう…？》《何も誰にも共感出来ない》と疑問の声が上がっている。

『君が心をくれたから』の視聴率は、初回7.2％から右肩下がりで、第4話は5.4％。恋愛ドラマの注目は、完全に『Eye Love You』に持っていかれているだろう。