俳優の山口智子が、テレビ業界に物申したとして注目を集めている。
山口は、昨年8月26日に自身の公式YouTubeチャンネル『山口智子の風穴!?』を開設。第1弾として『トンネルの向こうには… 序章』と題した動画を投稿し、愛車のレクサスでドライブする様子を公開した。
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山口はWebメディア『NEWSポストセブン』のインタビューで、「自分の心の澱みや滞ったしがらみを、禊ぎをするようにザバッと洗い流し、身ひとつで出直したい。そう決意して、いちばん苦手分野だったYouTubeにトライしてみました」とYouTubeを開設した理由を説明。
ところが、「残念ながらいまの日本のテレビは、大人が楽しめるエンターテインメントが形になりにくい状況です。ならば、自分が面白いと思う映像を自力で作ればいいんだと思いました」と、突然、既存メディアを否定するかのような発言をしたのだった。
山口のファンは《同感です。今のテレビは面白くない》《たしかに自分でやるしかないよね》などと共感しているが、〝奇妙な偶然〟にザワつくネットユーザーもいるようだ。
夫・唐沢寿明との動画はバズったけど…
実は先日、歌手の小泉今日子が、1月10日発売の『文藝春秋』に掲載されたフリーアナウンサーの有働由美子との対談の中で、「バラエティは絶対出たくない。くだらないから」と発言し、物議を醸したばかり。急に年配の有名女性芸能人2人が声をそろえて〝テレビ批判〟したとなれば、不思議に感じてもおかしくないだろう。
「山口はNHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』で女優デビューし、90年代のトレンディードラマを席巻。1995年に唐沢寿明と結婚してからは仕事を縮小し、近年はたまにドラマ出演する程度です。お呼びがかかることも減り、あまり乗り気じゃない仕事を受けるくらいなら自分で動画を作ったほうがいいということでしょう。ただ、これまで散々テレビに出まくっていた人間が、今になって『大人が楽しめるエンタメが形になりにくい』と業界批判したのですから、小泉と同じようにヤリ玉に上がっても仕方ない」(芸能ライター)
山口は、これまで29本の動画をYouTubeに投稿しているが、唐沢が登場したクラシックカーイベントの動画が400万回超とバズったのを除けば、どれも再生数はイマイチ。もっとも、自分が考える〝面白い映像〟が可視化され、きっと本人は大満足しているのではないだろうか。
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