2月に入ると注目の古馬重賞が続々開催される。1日に川崎競馬場で行われるのは、全国交流古馬重賞『第60回報知オールスターカップ』(SⅢ)だ。
前回までは正月開催にレースが組まれていたため、南関東の年明け最初の重賞レースとして認識しているファンも多いはず。今年度から施行時期が2月に変更となった。本来は差しや追い込みに有利とは言えない競馬場なのだが、2100メートルという距離設定のため、後方からの差しが届くケースが目立つ。
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過去10年を遡ると、1番人気は8勝3着2回と複勝率は100%。その信頼度は高いが、その一方で6番人気以下も1勝2着5回3着3回と、9頭が連に絡んでいる。なお、その9頭すべてが7歳以上の馬であるというのもポイントだ。
昨年まで新年を迎えたばかりのレースだったため、実際の感覚としては馬齢マイナス1の年齢で考えたほうがしっくりくるのかもしれないが、それにしても昨年は9歳のエルデュクラージュが優勝し、過去10年で10歳馬3頭が連に絡んでいるのを考えると、年明けの開催を加味しても、それ以上に高齢馬の活躍が際立っていると言える。今年から施行時期が変わったとはいえ、2月の開催なら感覚としては昨年までと大きくは変わらないはずで、高齢馬には引き続き注意が必要だ。
歴代の勝馬には重賞タイトルホルダーがズラリ!
また同日は、名古屋競馬場で『第25回梅見月杯』(SP1)が開催される。名古屋大賞典(JpnⅢ)のトライアルに位置付けられた地方交流競走とあって、毎年ハイレベルなレースが繰り広げられている。
歴代の勝ち馬には名古屋3冠馬トミケンシャイリ(2022年)、7つの重賞タイトルを持つ兵庫の雄マイタイザン(19年)、同じく7つの重賞タイトル保持者の愛知のサイモンロードは13~15年と当競走を3連覇するなど、各地の実力馬がその名を残している。今年もティアラフォーカス(船橋記念)、サヨノグローリー(プラチナC)、ジョエル(埼玉新聞栄冠賞)、ナイトオブバンド(秋の鞍)、ボヌールバローズ(楠賞)と、昨年重賞タイトルを手にした実績馬が出走予定(1月17日現在)。見応えあるレースを期待したい。
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