旧ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏による性加害問題で昨年、同事務所から独立した岡田准一、二宮和也、生田斗真、風間俊介。彼らの活躍にエージェント契約及びマネジメント業務を引き継いだ新会社『スタートエンターテイメント』は戦々恐々だ。

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旧ジャニーズ事務所がジャニー氏の性加害を認め、昨年9月に謝罪会見して以降、所属タレントのCMが次々打ち切りとなった。日本マクドナルドなどは、所属トップタレントの木村拓哉との契約更新を行わなかったほどだ。

「1月16日から放映されている日本マクドナルドの〝朝マック〟の新CMには岡田准一が起用された。岡田は昨年11月末に旧ジャニーズ事務所から独立しており、簡単にCM復帰できないと見られていた。業界関係者は驚いていますよ。しかも、木村を切って岡田ですからなおさらです」（大手広告代理店関係者）

加えて、岡田は演技力や身体能力が高く評価され、アクション映画のオファーも殺到しているという。

「岡田より1カ月早く退所した嵐の二宮和也も引き続き『パズル＆ドラゴンズ』の新CMにVTuberとして登場しているうえ、7月期のTBS系ドラマ主演が内定している。2018年に放送された『ブラックぺアン』の続編です。二宮は昨年、高視聴率をマークした『VIVANT』（TBS系）続編の出演も内定しており、独立の障害はまったく感じられません」（キャスティングプロデューサー）

独立はむしろプラスに…

岡田とほぼ同時期に退所した生田斗真は、多部未華子と共演したNHK特集ドラマ『幸福なひと』が再編集され、1月29日から8日間にわたって『あさイチ』で放送される。5月には主演映画『告白 コンフェッション』も公開予定だ。

「年末に独立した風間俊介は、昨年4月期に出演したドラマ『勝利の法廷式』（日本テレビ系）の続編が検討されている。4人とも独立の影響はありません。むしろ、プラスになっているのではないか。彼らの活躍に刺激されて、旧ジャニーズ事務所から独立するタレントの続出が予想されていますよ」（大手プロ役員）

具体的に名前が取り沙汰されているのが『Sexy Zone』の菊池風磨と中島健人、『Hey！ Say！ JUMP』山田涼介らだ。

「菊池、山田の独立は以前からささやかれていました。中島は3月末にグループを卒業することになった。彼は岡田の生き方に共感しています。卒業と同時に退所を発表するかもしれません」（前出・大手プロ役員）

スタート社は所属する約160名のタレントとエージェント契約を結ぶとしているが、進捗状況は伝わってこない。4人の活躍を手放しで喜べない。