かつて孔子が説いた『四十不惑』の真逆をひた走っている松本潤(40)。なんと、今年度に関してドラマや映画、CMなど新たな仕事が決まらず、悶々とした日々を過ごしているという。
「バラエティー番組なら蜜月関係にある日本テレビに何とかネジ込むことは可能ですが、ドラマや映画となると話は違ってくる。地上波連ドラ復帰は2年以上を要すると思います」(芸能プロ関係者)
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松潤を苛立たせているのが〝NHK大河の呪い〟。昨年放送された『どうする家康』で主演を務めたが、目を覆いたくなるような結果を叩き出したのだ。あろうことか、2019年に放送された中村勘九郎と阿部サダヲダブル主演『いだてん~東京オリムピック噺~』の全話世帯平均視聴率8.2%に次ぐワースト2位(11.2%)となってしまった。
過去のワースト2位記録ホルダーは井上真央主演『花燃ゆ』(2015年)と松山ケンイチ主演『平清盛』(2012年)の世帯平均視聴率12%。そもそも、松潤が恐れる〝大河の呪い〟について民放編成マンが解説する。
「大河制作費は通常1話1億円超で、『~家康』は1話1億5000万円も掛けていながらこの体たらくです。『いだてん』の勘九郎はその後、地上波の連ドラオファーが消滅した。『花燃ゆ』の井上は民放の連ドラに出演できたのは2年後。松山は3年掛かりました」
ワースト2位という不名誉
NHK大河ドラマの主演は本来、俳優にとって大看板のはずだが、それはあくまでも視聴率で及第点を取った者に限定される。
「大河で視聴率が取れなかった実績は、民放にとって大きなマイナスです。当然、スポンサーも嫌がります。結果、主演オファーが戻って来るのに時間が掛かってしまうんです。ギャラを下げても厳しい。反対に及第点を取ればウハウハの人生が待っている。一昨年『鎌倉殿の13人』で主演を務めた小栗旬や準主役の大泉洋はドラマ、映画、CMのオファーが殺到した。ある意味、大河主演は博打でもあるわけです」(同)
松潤の場合、特殊な事情も影響している。
「所属の旧ジャニーズ事務所というだけで、ドラマや映画など新規オファーが厳しい状況にある。しかも、大河ワースト2位という不名誉な称号が付いたことで、さらに松潤の立場は危うくなった」(事情通)
こんな話も入手した。
「松潤は嵐メンバーとして残留しながらも、真剣に旧ジャニーズからの離脱を検討している。二宮和也と同じ道です。有力視されているのが『~家康』最終回に出演してくれた小栗旬の事務所への移籍です。小栗の出演オファーも松潤自ら動いていますからね」(同)
どうする松潤。
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