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JRA重賞『アメリカJCC』(GⅡ)「週刊実話」競馬班 超本気データ攻略

チャックネイト
チャックネイト

3月の大阪杯、4月の天皇賞・春を目指す馬たちの始動戦となる重要なレース。過去10年の1番人気馬は【2・3・0・5】で、勝った2回はいずれも渋った馬場だった(稍重と不良)。良馬場では勝てておらず、今年は、例年より中山の芝の状態がいい。好天の良馬場で行われるようなら、瞬発力を武器とする穴馬の台頭は警戒しておきたいところだ(以下のデータは、特に断りのない限り過去10年の集計)。

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《馬齢別・性別》
馬齢別の成績&複勝率は以下の通り。4歳は【2・4・3・16】で36.0%、5歳は【3・1・3・21】で25.0%、6歳は【4・2・3・29】で23.7%、7歳は【1・3・0・17】で19.0%、8歳以上は【0・0・1・32】で3.0%。牡馬は【10・9・9・102】で21.5%、セン馬は【0・1・0・7】で12.5%、牝馬は【0・0・1・6】で14.3%。

《持ちタイム》
芝2200メートルの持ちタイムトップは2分11秒7のボッケリーニ。以下2分12秒2のシルブロン、2分12秒6のカラテ、2分12秒7のマイネルウィルトス、2分12秒8のラーグルフと続く。過去10年のうち、良馬場だった8回の平均勝ちタイムは2分13秒1で、最速は17年タンタアレグリアの2分11秒9。

《血統別》
種牡馬別の成績&複勝率は以下の通り(中山芝2200メートル、2018〜23年の集計)。シルバーステートは【2・5・1・5】で61.5%。産駒はショウナンバシット。モーリスは【4・3・4・23】で32.4%。産駒はラーグルフ。エピファネイアは【4・2・5・23】で32.4%。産駒はモリアーナ。ハーツクライは【4・7・11・73】で23.2%。産駒はチャックネイト。キングカメハメハは【8・1・1・34】で22.7%。産駒はボッケリーニ。トーセンジョーダンは、【0・0・1・4】で20.0%。産駒はシルブロン。スクリーンヒーローは、【3・0・2・25】で16.7%。産駒はマイネルウィルトス。ロードカナロアは【3・0・1・21】で16.0%。産駒はクロミナンス。トゥザグローリーは【0・0・0・5】。産駒はカラテ。

《前走クラス別》
前走のクラス別成績&複勝率は以下の通り。3勝クラスからは【1・0・1・13】で13.3%。OP特別(リステッド含む)からは【0・1・1・21】で8.7%。GⅢからは【1・6・4・28】で28.2%。GⅡからは【2・0・2・22】で15.4%。GⅠからは【5・3・2・27】で27.0%。なお、前走がGⅢかGⅠだった馬は大敗からの好走例もあるが、GⅡは、前走3着以内だと【2・0・2・3】で57.1%、4着以下だと【0・0・0・19】。

馬券は印5頭の3連単5頭ボックスで勝負!

◎はチャックネイト。重賞初挑戦となったアルゼンチン共和国杯は、しぶとい走りで3着。3戦2着1回3着2回と好相性のコースで、さらなる前進に期待する。○はショウナンバシット。昨春に若葉Sを勝って以降、馬券圏内がないが、強豪相手のレースが続いていただけにやむなし。メンバーが楽になるここは軽視禁物。▲は2走前に中山芝2000メートルの紫苑Sを勝っているモリアーナ。前走の秋華賞5着は、3冠牝馬と0秒6差と地力は証明済みだ。△は8歳でも衰えは感じられないボッケリーニと、昇級戦ながら切れ味は引けを取らないクロミナンス。馬券は印各馬の3連単ボックス(60点)で勝負!

《結論》
◎チャックネイト
○ショウナンバシット
▲モリアーナ
△ボッケリーニ
△クロミナンス

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