(画像)sippakorn/Shutterstock
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陸上界期待の高校生・ドルーリー朱瑛里を「アイドル扱い」する懲りない面々

1月14日に京都で開催された「全国都道府県対抗女子駅伝」の2区(4キロ)を任され、区間5位のタイムで8人抜きの快走を披露した岡山のスーパー高校生・ドルーリー朱瑛里(しぇり=16)が再び注目されている。


「昨年の同大会では、中学生区間の3区(3キロ)で17人抜き、9分2秒の区間新記録をマーク。カナダ出身の父と日本人の母を持つドルーリーは、その美貌でも注目されたんです」(スポーツライター)


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SNSなどでも話題になり、マスコミの取材も加熱。当時中学生だったドルーリーが不安を覚え、代理人の弁護士を通じて、「全国中学生クロスカントリー大会」への出場を見送るという発表をしたほどだった。


「本人が望まない〝アイドル化〟に、海外流出や競技の中断などを心配する声もあがっていましたが、今年の全国女子駅伝にも姿を見せた。同じ2区で、憧れの田中希実(ニューバランス)と走ることができるとあって、特別な思いもあったようです」(同・ライター)

アンチも大量発生

ところが、今年もネット上には「かわいい」「アイドルみたい」といった投稿が殺到。逆にアンチも大量発生し、「区間5位かよ」「8人抜きじゃ大したことないじゃん」「田中に36秒差もつけられてる」などの書き込みもあるというからタチが悪い。

「ドルーリーは、昨年は中学生区間を走りましたが、今年は一般の区間なので、まわりは実業団の選手や大学生ばかり。その中で高校1年生が区間5位というのは、とんでもない成績です。注目されるのを嫌がる本人にとって、何も知らないアンチのコメントを気にすることがないように祈りたい」(同・ライター)


27位でタスキを受け、19位にまでチームの順位を押し上げたドルーリーだが、レース後には「もっといい順位で次の区間にタスキを渡したかった。中盤で少しタイムが落ちてしまった」と反省していたという。


アイドルなみにかわいいのは事実だが、ネット民もあたたかく見守ってあげてほしいものだ。