歌手で俳優の柴咲コウが〝迷走〟している。
昨年12月、東京・立川でコンサートを開催した際、会場で販売したグッズの商品説明に〝虚偽〟があったことが発覚。従来は今治産のフェイスタオルだが、今回の販売分は中国製だったという。
柴咲は、自ら代表取締役を務める芸能事務所名義で公式サイトに謝罪文を掲載した。
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公式サイトでは、「立川ステージガーデン公演時販売分のフェイスタオル[ホワイト](中国製)について、緊急増産につき従来の商品説明と素材の異なる製品を販売してしまったこと、並びに商品の変更に関する事前のご説明が不足してしまったこと、また、その後の返品交換案内等の対応が遅れましたことを改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪。返品を希望する客に対しては、着払いで返送の上、今治産の製品と交換するとした。
アパレル業からはいっそ手を引いた方が…
柴咲は、2016年にエンタメ・コマース事業を行うレトロワグラース株式会社を設立し、CEOに就任。18年には、「衣・食・住」をテーマとしたファッションブランド『MES VACANCES(ミ ヴァコンス)』を立ち上げ、プレオーガニックコットンなどを使用した衣類を発売している。
商品には柴咲の〝こだわり〟が反映されているというが、まさか自身のコンサートグッズで、中国製を今治産と偽っていたとは、ファンも呆れるしかないだろう。
「レトロワグラースは、土に還るコットンを使用するなど、環境に配慮したアパレル製品を販売していますが、とにかく思うように売れていないのが実情。創業以来、連続赤字が続いており、柴咲はドラマや映画出演のギャラでやりくりしているといわれています」(芸能ライター)
今回の騒動は、急な増産に対応できなかったことが原因で起こったようだが…。
「これでは本業のアパレルでもどんな製品を販売しているのか、疑われてもしかたないでしょう。会場では、中国製を指摘したファンにスタッフが『ないよりはあった方がいいでしょ』などと回答し、ファンがブチ切れたという話も聞こえてきます。もしかしたら、最初から確信犯だったのかも…?」(同・ライター)
実際、立川のコンサート会場では、初日に指摘が寄せられたにもかかわらず、2日目にもしれっと同じ中国製のフェイスタオルが継続販売されている。
もしSNS等で情報が拡散しなければ、そのまま謝罪することなく、うやむやになっていた可能性も否めない。
昨年9月に公開された映画『ミステリと言う勿れ』では、ベテラン俳優ならではの魅力ある演技を見せていた柴咲。いっそアパレル業からは手を引いて、俳優一本で活動していった方がいいのではないだろうか。
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