旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題を1999年の時点で報じるなど、同事務所にとって〝天敵〟とも言える『週刊文春』。10日の発売号では、日本テレビが同事務所から、所属アーティストの舞台やコンサートなどのチケットの手配をしてもらう便宜供与を受けていたことを報じた。
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通常、ジャニーズのコンサートチケットは、推しのアーティストのファンクラブに入って入会金(1000円)と年会費(4000円)を支払い、抽選に応募。それに当選して初めてゲットできるが、KinKi Kids、嵐、関ジャニ∞、Snow Man、King & Princeらはかなりの〝狭き門〟で、そうそう簡単に当選するものではない。
ところが、同誌によると、朝の情報番組の某芸能デスクに頼めば、1人2枚まで手配が可能。そのデスクは旧ジャニーズ事務所元副社長の白波瀬傑氏にファクスで依頼。チケット代はきちんと支払う形だという。
某芸能デスクを部下が内部告発?
同誌が白波瀬氏宛のファックス画像を入手したところ、2022年初めから1年半で150枚ものチケットを依頼。さらに同誌は、依頼したチケットの内容を記録したノートの画像も入手。チケットの融通が長年にわたって行われていることが判明したのだ。
「同誌の直撃に対し、そのデスクは『1人2枚まで』と認めているが、各スポーツ紙の旧ジャニーズ担当記者は4枚まで取れると聞いている。ほかのテレビ局の芸能デスクも同じようなことはやっているが、おそらく、冷遇した部下に内部告発されてしまったのでは。かなり気の毒」(テレビ局関係者)
この場合、しっかりチケット代を支払っているだけにギリギリセーフだが、こんなケースもあったという。
「以前、日本で爆発的に人気のあった某K-POPグループは、日本のある芸能事務所がバックアップ。その関係で、その事務所の幹部には、100枚ぐらいチケットがタダで回っていた。なので、その事務所の担当記者はもちろんタダでチケットが入手できた。会場のVIP席にはどこからチケットが回ったのか、艶系女優や一流店の売れっ子キャバ嬢がズラリ。グループのメンバーは、その中のお気に入りをお持ち帰りしていたようだ」(レコード会社関係者)
やはり、金権まみれの芸能界の闇は深い。
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