永野芽郁の演技が台無し…『君が心をくれたから』“雑な設定”で早くも視聴者離れか

永野芽郁が主演、山田裕貴らが共演するドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)が1月8日にスタート。ファンタジー要素を盛り込んだが、違和感のある設定にはやくも視聴者離れが起こっているようだ。


幼少期、母親に虐待されていた逢原雨(永野)は、長崎で過ごした高校時代に朝野太陽(山田)と交わしたパティシエになるという約束どおり、東京の有名菓子店で働いていた。


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だがクビになり、その後、他の店でも働いたが必要とされずに挫折し、長崎に戻ってきた。


長崎では、依頼を渋々受けてお菓子教室の講師の代役を務めたが、東京の菓子店でパワハラめいたシゴキを受けたトラウマがフラッシュバックし、包丁など調理器具を落としてしまう。


ここで母親から包丁を向けられたトラウマも思い出してしまい、過呼吸状態に陥り病院に運ばれるのだった。

「なんでパティシエ目指したのさ」

このシーンに視聴者からは《包丁にトラウマがある人がなんでパティシエ目指したのさ》《包丁でフラッシュバックしちゃうのに、パティシエの道よく選んだね…》といった声が漏れている。


朝野との約束を果たすためとはいえ、包丁を使う場面がいかにも多そうなパティシエの職をどうしてわざわざ選んだのかと疑問に感じた視聴者は多いようだ。


一方、山田演じる朝野の行動にも違和感があった。


花火師を目指す朝野が、東京に戻ろうとする逢原を発見したときのこと。バスに乗り込もうとする逢原に向けて、人混みの中から爆竹を投げつけ、音で自分の存在を知らせて10年ぶりの再会を果たした。


だが逢原と語り合った後、色覚障害を自覚しているにもかかわらず、朝野は赤信号を青信号と間違えて横断歩道を進み、交通事故に遭ってしまう。


視聴者は、色覚障害を自覚しているなら信号の色や、車の行き来がないのかを慎重に確認するはずだと指摘。また、人混みの中から爆竹を投げたことについても危険行為だとして呆れている様子だ。


「さらに朝野の妹・春陽(出口夏希)が兄の職場で、兄が色覚障害を抱えており、赤い色の判別がつかないことをバラしていた。兄が障害を自覚し、花火師を辞めると明かしたことを受けての発言でしたが、父であり師匠の陽平(遠藤憲一)がいる前で暴露するとは…視聴者は《無神経》《デリカシーなさすぎ》とドン引きでした」(ドラマライター)


設定が雑で、永野らの演技を台無しにしているとの指摘が多く見られるが、最終話までどれだけの視聴者がついていけるだろうか…。