男性4人組アイドルグループ・Sexy Zone（セクゾ）の中島健人が、3月31日をもってグループから卒業することを8日、所属するSMILE-UP.（旧ジャニーズ事務所）の公式サイトなどが発表した。

もともと、セクゾは所属事務所の創業者で、性加害問題が死後に大問題となったジャニー喜多川氏が命名。事務所は企業イメージ、そして所属タレントたちからジャニー氏の〝色〟を払拭するのに躍起で、セクゾもグループの改名を発表していた。

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発表によると、中島は4月1日からも引き続き同社に所属した上で、個人のタレント、俳優として活動。同日からセクゾは新しいグループ名で菊池風磨、佐藤勝利、松島聡の3人体制となる。

「もともとセクゾは、ジャニー氏の自宅に専用の部屋があったほどの〝スペオキ〟だった佐藤さんのために結成されたグループ。ところが、ジャニー氏の性加害問題で一気に佐藤さんの株が大暴落し、今や目立った活動はありません。それに比べ、中島さんと菊地さんは仕事が途切れない。今後、2人を中心にグループを盛り立てて行くと思われたが、いきなり中島さんが卒業してしまいました」（テレビ局関係者）

菊池風磨と松島聡もソロでいけるが…

卒業にあたって中島は、「僕はソロとして〝新しい道に進みたい〟と思います」とコメント。9日には主演のフジテレビ系ドラマ『リビングの松永さん』がスタートし、事務所の問題をまったく感じさせない活躍ぶりだが、突然の卒業発表にはしっかり計算があったようだ。

「中島は、以前からジャニー氏の威光を傘にもてはやされていた佐藤を良く思っていなかった。ソロでやっていける自信を得たので、脱アイドル＆グループの今後については知ったこっちゃないといったところか。菊地もソロで活動できるし、松島はアートの個展なんかもやっているので、新しいグループ名になった途端、グループは開店休業状態になりそう。中島の卒業は大きなダメージだったはず」（レコード会社関係者）

とはいえ、中島の〝卒業ビジネス〟でひともうけできそうだ。