昨年12月に『週刊文春』で、飲み会に参加した複数の女性への性加害疑惑を報じられていたお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、8日に所属する吉本興業を通じ活動を休止することを発表した。
記事を受け、吉本は「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」としていた。
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そして、この日、松本本人から「裁判に注力したい。裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい」との申し出があったことを受け、「本人の意志を尊重することといたしました」と発表。同誌と法廷で徹底抗戦する意向であることを表明した。
「フジテレビ、日本テレビ、TBSは、松本さんがレギュラー番組を持っているだけに、今後の放送や出演をめぐって大混乱。特に、すでにMCでもないのに、番組に出演して反論することを宣言されたフジは厄介な案件を抱えてしまった」(テレビ局関係者)
本来、会見を開いて堂々と反論すれば良さそうなものだが、松本は自身のXで《事実無根なので闘いまーす》と宣言するとともに、《それも含めワイドナショー出まーす》と、かつてレギュラーコメンテーターを務めたフジ系情報番組に出演する意向を一方的に表明した。
性行為を目的としないプロアテンダー…?
松本の〝事実無根〟宣言に乗っかるように、同誌で少なくとも2回の飲み会に自身の知り合いである複数の女性を集めてアテンドしたとされるお笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬サイドが動いた。
小沢が所属するホリプロコムは9日、《皆様におかれましてはご心配をお掛けし、大変申し訳ございません。スピードワゴン小沢一敬はこれまで通り活動を続けてまいります》と公式サイトで発表。《なぜならば、小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります》《一部週刊誌の報道にあるような、特に性行為を目的として飲み会をセッティングした事実は一切ありません》などと説明した。
年明けにNHK Eテレが出演番組の放送を見送り、東海ローカルのレギュラー番組への出演はなしと、すでに仕事へのダメージが出ている小沢。松本は自分のことで頭がいっぱいのようで、これまでに小沢を擁護するような動きはまったくない。
「おそらく、小沢は事務所に〝真実〟を伝えていないはずだが、今後の報道や松本の裁判で徐々に明らかになるだろう。このまま事務所にいても仕事がなくて干されるだけなので、自主的に退社することになるのでは。とはいえ、仮に芸能仕事がなくなったとしても、女性をアテンドすることにかけては右に出る者はいないはずなので、性行為を目的としないプロアテンダーとして十分やっていけそう」(芸能記者)
アテンダーといえば、現在、複数の罪で起訴され公判中のガーシー被告が一躍その名を知られるようになったが、今後、オザワがアテンダーとして港区を中心とした夜の街を席巻するかもしれない。
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