創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）の所属タレントたちの多くが〝負け組〟になる中、数少ない〝勝ち組〟もいる。

まず、事務所の新体制発表後、嵐・二宮和也、元V6・岡田准一、生田斗真が相次いで事務所から独立した。

【関連】旧ジャニーズの人気グループがユーチューバー化？性加害問題でメディア露出激減 ほか「3人はいずれも、ドラマ・映画で主役級。今後の自分の俳優としてのキャリアを考えての独立。二宮は、活動休止中の嵐が活動を再開した場合、メンバーとしての活動を行うことを発表したが、リーダーの大野智にその気はなく、それを見越しての〝継続宣言〟だったはず」（芸能記者）

人気グループ内で格差が生まれて…

同じ嵐のメンバー・櫻井翔は、がっちり日本テレビに囲い込まれ、1月に同局で主演ドラマがスタート。Sexy Zoneの菊池風磨、中島健人は映像作品に出ずっぱり、KAT-TUN・亀梨和也はスポーツキャスター・俳優として活動が安定。そして、NEWSの加藤シゲアキは小説家として、新作『なれのはて』が直木賞候補にノミネートされた。

今や、事務所の看板を背負うのは、所属グループで唯一、ゴールデン・プライム帯（午後7時～11時）で冠番組を持つSnow Man。昨年大みそかには、公式YouTubeチャンネルで無料生配信ライブを行った。

同じく大みそかに、永瀬廉と髙橋海人の2人になったKing ＆ Prince（キンプリ）、なにわ男子も配信ライブを行っていた。

「2人になっても人気が落ちないキンプリだが、髙橋と有村架純の熱愛報道でファン離れが加速しそう。なにわは、西畑大吾、長尾謙杜と熱愛報道が相次いだ。西畑は女子アナ、長尾は元セクシー女優がお相手で、いずれもファン受けは悪い。それに対して、中心メンバーの道枝駿佑は、ノースキャンダルで続々と新たな仕事が決まっている」（同・記者）

フジテレビはすでに、旧ジャニーズを退所した山下智久や元SMAPの香取慎吾を積極的に起用。他局もその動きを見せた場合、すでに退所した二宮、岡田、生田以外の〝勝ち組〟たちも安泰ではないはずだ。