(画像)GAS-photo/Shutterstock
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北朝鮮の兵器はポンコツ!? ロシアが粗悪品の武器に期限切れ食糧で“報復”か

ウクライナ東部で戦闘を続けるロシア兵士の間で、「北朝鮮製砲弾の品質は朝鮮戦争時と同レベル」との苦情が相次いでいるという。


「これはロシアの戦争ブロガーが数種の北朝鮮製弾薬、手榴弾などを調査した結果をブログで伝えたものです。事実とすればまさに安物買いの銭失いで、ロシアが賞味期限切れの小麦粉を北朝鮮に供給したと一部で報じられたのは、ポンコツ兵器への〝報復〟かもしれません」(北朝鮮ウオッチャー)


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中東・レバノンのシーア派武装勢力ヒズボラも、同じ指摘が当てはまる組織。イランを通じ北朝鮮製RPG7ロケットランチャーや対戦車兵器を導入したばかりか、イスラエルと戦争状態にある武装組織ハマスに武器を提供しているからだ。


「イスラエル軍は10月7日のテロ攻撃に使われた兵器の10%が北朝鮮製だったと発表し、間接的にイスラエル人を殺傷したとの見解を示している。ハマスの地下トンネルも北朝鮮のものに類似しており、掘削技術や装備を提供したとの指摘も出ている。レバノンに駐在するハマス幹部も『北朝鮮とハマスは同盟関係で、いつか一緒に米国を攻撃する』と強い絆を示しました」(国際ジャーナリスト)

北朝鮮関与を阻止するため!?

ちなみに、北朝鮮とイスラエルの情報機関モサドは因縁の仲でもあるという。

「2004年に北朝鮮の平安北道龍川駅で起きた列車爆発事件では、金正日総書記暗殺説も出回わったが、後に英国人ジャーナリストが示した見解では、『列車にはシリア人核技術者12人と、純度の高いプルトニウムが積まれていた』という。そのため、シリアの核開発への北朝鮮の関与を阻止するモサドの工作だったとみられているのです」(同)


北朝鮮がハマスやシリアとの関係を否認し続けているのは、イスラエルの報復を恐れているからと評判だが、その言い逃れも長くは通用しそうにはない。