のん(能年玲奈) (C)週刊実話Web
のん(能年玲奈) (C)週刊実話Web

のん“地上波”完全復帰へ!旧ジャニーズ新会社・福田社長への“忖度返し”か

一時期、芸能界を干された女優・のん(30)を復活させたコンサルティング会社『スピーディ』代表の福田淳氏が旧ジャニーズ事務所(現スマイルアップ)からマネジメント業務などを引き継いだ新会社『スタートエンターテインメント』社長に就任した。テレビ界では早くも福田氏に忖度して、のん起用を画策する〝忖度返し〟のブーメラン現象が水面下で起きている。


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2013年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』主演でブレークしたのん(当時は能年玲奈)は、2年後の15年に所属事務所との間で独立騒動が持ち上がった。翌年6月に契約が切れて独立し、のんと改名した経緯がある。


「前事務所のバックには芸能界の重鎮らがついていたため、テレビ局も忖度し、のんは地上波から干された。17年にジャニーズ事務所を退所したSMAPの元メンバー3人をテレビ出演させないよう圧力をかけた疑いがあるとして、19年に公正取引委員会はジャニーズ事務所に独占禁止法違反に抵触する恐れがあると注意喚起したんですが、似た状況にあったのんは地上波から干されたまま。そんな不遇なのんに手を差し伸べたのが福田氏です」(芸能ライター)

ようやく民放が動き出した!?

のんの個人事務所は福田氏のコンサル会社『スピーディ』とマネジメント契約を結んだ。福田氏は芸能界の重鎮の圧力が及ばない映画やCM、地方自治体の仕事をマネジメントし、のんを徐々に復活させていったのである。

「しかし、地上波復帰は実現していない。福田氏も『のんが3年間、テレビ局で一つのドラマにも出演が叶わないことは、あまりにも異常ではないでしょうか?』と訴えてきた。その福田氏がメディアを牛耳ってきた旧ジャニーズ事務所の新会社の社長に就任した。皮肉な話です」(ドラマ関係者)


新会社は木村拓哉をはじめ、約160人の旧ジャニーズ所属タレントとエージェント契約を結ぶことになっている。


「テレビ局は視聴率のため、『スタート』社とエージェント契約を結んだジャニタレを使いたい。事を円滑に運ぶには福田氏に忖度して、のんを起用する他ない。すでにNHKは8月25日に関西地区で放送された『かんさい熱視線~のん、30歳。それでも私は〝荒野〟を行く~』を12月14日にNHK総合で全国放送した。福田氏へのアピールでしょう」(放送ライター)


「民放も福田氏に忖度してのんを起用する動きを見せています。テレビ朝日や日本テレビは福田氏と親しい人物を探していますよ」(制作会社プロデューサー)


福田氏が望まなくとも、権力者へ忖度するのがテレビ界。のんが地上波に完全復帰する日は近そうだ。