なんばグランド花月 (C)週刊実話Web
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吉本独立芸人2人の明暗…24年はさらに飛躍する“パワー!”がある!?

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで仕事を獲得しているのが、筋肉芸人こと、なかやまきんに君(45)だ。2022年1月に所属していた吉本興業から独立。現在はフリー芸人として活動しているのだが、仕事量は吉本時代の10倍になったという。


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「フリーになった年に、Z世代のトレンド1位として『ヤー!パワー!』が選出された。今や芸人、俳優、タレント、ユーチューバー、ボディビルダーなど、さまざまな顔を持ち、CMでも引っ張りだこ。実際、『2023タレントCM起用社数ランキング』(ニホンモニター)は11社で6位ですが、1位の川口春奈(21社)や2位の芦田愛菜(16社)など、人気女優らにも追いつきそうな勢いで仕事を獲得しています」(芸能プロ関係者)


驚くのは年収だ。吉本時代は推定1000万円にも満たなかったのだが、現在は軽く1億円を超えているという。


「YouTubeを通して海外からも出演オファーが殺到しています。24年は、さらに年収が増えるはずです」(同)

4年前の“闇営業”騒動で…

そんな破竹の快進撃を続けるきんに君と対照的なのが、お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村亮(52)だ。吉本興業とのエージェント契約を23年で終了することを発表。今後は、自身の会社でタレント活動を行い、ロンドンブーツのコンビは引き続き継続していくという。そもそも、亮が吉本興業と袂を分かった理由だが…

「4年前の闇営業騒動が尾を引いていることは確かです。当時、カラテカの入江慎也が中心となり、宮迫博之や田村亮など複数の芸人が事務所を通さずに仕事をしていた。この騒動を受け、亮は吉本の岡本昭彦社長からパワハラを受けたとして糾弾したんです。相方の田村淳の仲介で残ってきたが、限界に達したということです」(芸能記者)


今後はフリータレントとして活動する亮だが、いばらの道が待っている。


「亮を起用したいと考えるテレビ局は皆無です。吉本興業に忖度しているわけではない。単純に亮が芸人としてつまらないからです。吉本興業にいた方が、セット売りで仕事があったはずなんですが…」(放送作家)


いい人だけでは、芸能界は生き残れない。