フジテレビ (C)週刊実話Web
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フジテレビが旧ジャニーズタレントを徐々に排除?“スポンサー離れ”深刻か

フジテレビで放送中の旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)所属グループによる2つの冠番組が、3月末で終了することがわかった。


終了するのは、いずれも土曜日の午前中に放送されている、KinKi Kids(キンキ)がMCを務める『KinKi Kidsのブンブブーン』と、TOKIOがMCを務める『トキタビ』だ。


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また、嵐の相葉雅紀がメインキャストとして出演する木曜午後7時から放送の『木7◎×部』が枠移動し、関東ローカルのみの放送になるという。


『ブンブブーン』は、キンキの2人がゲストの希望に沿ってロケを行うバラエティーで、2014年10月に始まり、約10年間続いてきた。


キンキは1996年10月開始の『LOVE LOVE あいしてる』以来、同局でレギュラー番組を持っていた。


『トキタビ』は、TOKIOがゲスト考案の旅行プランを巡る番組。深夜枠で放送されていた『TOKIOカケル』から移行する形で昨年10月にスタートし、『木7◎×部』も同月に、前身の『VS魂』からリニューアルされたばかりだった。

旧ジャニーズ退所組がますます活躍?

「旧ジャニーズといえば、創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題で激震。各局は起用を検討し、フジは『新規のレギュラー番組には起用しない』と表明していた。しかし、旧ジャニーズのタレントが出演する番組にスポンサーが付きにくくなっていることが2番組の打ち切りを決断させ、相葉の番組はリニューアル前から低視聴率でゴールデン・プライム帯(午後7時~11時)に放送することを断念。徐々に旧ジャニーズ勢を〝排除〟しそう」(放送担当記者)

フジは、すでに旧ジャニーズを退所した山下智久が、4月スタートの連続ドラマ『ブルーモーメント』(水曜午後10時)に主演することを発表済み。


さらに、同じく退所組の香取慎吾が、特番『ドリフに大挑戦! ドリフ結成60周年 爆笑大新年会SP』に出演予定だ。


「あえて、元旧ジャニーズのタレントを起用することで、もはや忖度などがないことを世間にアピールしたいのでは。山下や香取は固定ファンが多いので、数字も期待できる」(芸能記者)


ほかの民放キー局もフジに続くかもしれない。