
『和牛』解散はM-1がキッカケ?2018年に1票差で2位…『霜降り明星』優勝後の第7世代ブーム到来で方向性の違いが明確に
お笑いコンビ『和牛』が、2024年3月をもって解散する。2人は解散理由として、〝方向性の違い〟を挙げているが、どこで違う道を歩み始めたのだろうか。そのキッカケは2018年のM-1グランプリなのかもしれない。
「和牛」が解散を発表したのは、2023年12月12日。解散理由として水田信二の遅刻を挙げ、漫才に対する姿勢の違いが目立つようになったと明かしている。
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水田はコメントで《漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました。お客さんに笑ってほしいという目的は同じでしたが、川西の求めるものと自分のやりたいこととのギャップが徐々に開いていき、相方に対して意見することができなくなり、楽しかった漫才が苦しいだけの毎日になっていました。自分にとって、漫才も漫才以外のお仕事も、芸人の仕事は全て本業です》などと説明した。
一方で、川西賢志郎は《3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました。徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました》などとしている。
解散コメントでは、漫才以外にバラエティーなどでも活躍したい水田と、舞台や劇場などで披露する漫才に力を入れたい川西の意向が分かれていることが予想できる。
なぜ2人は目指す方向が分かれてしまったのだろうか。そこにはお笑いの世代が関係しているのかもしれない。
お笑い第6世代にとって『M-1』は呪縛なのか?
「和牛」は世代でいうと第6世代、もしくは第6.5世代。第6世代の代表格は『オードリー』や『千鳥』『アンガールズ』『南海キャンディーズ』で、第6.5世代には『パンサー』『ジャングルポケット』『チョコレートプラネット』『アインシュタイン』がいる。そして第6世代は、実力の第5世代と人気の第7世代の間だ。
第5世代には『フットボールアワー』『アンタッチャブル』『ブラックマヨネーズ』『チュートリアル』徳井義実、『サンドウィッチマン』など、M-1の歴代王者が名を連ねている。
一方で、第7世代はM-1王者の『霜降り明星』をはじめ、『EXIT』『コロコロチキチキペッパーズ』『宮下草薙』『3時のヒロイン』など、テレビの人気者たちだ。
おそらく川西は実力派の第5世代を目指し、水田は同期や第7世代のテレビタレント路線を目指していたのかもしれない。
「第5世代もテレビで大活躍しているが、そもそも実力があり、M-1はメディア露出が増えるキッカケに過ぎなかった。一方で、その後の世代にとってのM-1は、シンデレラストーリーの装置として機能していた側面がある。第6世代もM-1がキッカケで人気テレビタレントになったコンビが多い。2023年の『令和ロマン』は、トップバッター用のネタを披露するなど、M-1のシステムを上手く乗りこなして優勝したともいえる。そして皮肉なことに、第7世代ブームが巻き起こったキッカケは『霜降り明星』の2018年M-1優勝。この年『和牛』はファイナルステージで1票差の2位だった」(お笑いライター)
解散コメントにあった〝3年前〟の2020年は、出場資格があるにもかかわらず、「和牛」はM-1に出場していない。そして最後の出場になった2019年のM-1は、決勝ファーストラウンドで『ミルクボーイ』が歴代最高得点を叩き出した。その年のM-1王者になった「ミルクボーイ」だが、現在も舞台を中心に活動している。
もし2018年のM-1で「和牛」にあと1票入っていれば、運命は変わっていたかもしれない。
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