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42歳・柴咲コウの“サイドビジネス”に怪しい動き…赤字決算のうえ、香川照之との共通点も

柴咲コウ
柴咲コウ (C)週刊実話Web 

フジテレビ系ドラマとして放送され、昨年末に公開された劇場版『Dr.コトー診療所』が、1月3日にテレビで初めて放映された。映画はシリーズ完結編であるほか、16年ぶりの新作としても劇場公開前から大きな話題に。その長い期間の間に、ヒロインの柴咲コウは経営者として手腕を振るってきた。

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「柴咲は環境問題やSDGsへ熱を上げ、2016年にレトロワグラース株式会社を立ち上げました。掲げるのは『美しく調和のとれた暮らしのために、衣食住製品の企画・開発』で、アパレル事業のLes Trois Gracesや、エンターテインメント事業としてLes Trois Muse Agencyも経営しています」(芸能記者)

会社のYouTubeチャンネルも開設されている。名称は『柴咲コウ レトロワグラースch.』で、概要欄には《レトロワグラースの「人は地球と美しくなれる」という想いを発信》との理念が掲げられている。

方針についても、《「環境」「衣食住」「心が動くこと」などのテーマを、【EARTH CONSCIOUS】【LIFE STYLE】【ENTERTAINMENT】の3つをコンセプト軸に柴咲コウ・レトロワミューズがお届けします》と綴られており、柴咲がプロデュースするファッション・コスメブランドがリンクされている。

この8年あまりで、女優・歌手のほか、実業家としても活躍している柴咲。しかし、肝心の業績はというと、なかなか厳しい部分が否めない。

「レトロワグラースは創業以来、6期連続で赤字決算。決算公告は毎年4月に公開していたのですが、2023年はなぜか開示されませんでした。本人が環境にこだわったアパレルなどが不振で、エンタメ事業の事務所収入でなんとか持っている形です」(同・記者)

柴咲コウのビジネスと香川照之の意外な関係

公式のオンラインショップを見ると、この業績も頷けるものがある。

販売商品には、環境への配慮や持続可能性に配慮した、オーガニックコットンのアイテムが並ぶ。どれも落ち着いた実用的なデザインではあるが、価格は定価で3万~5万ほどと、かなり手が出にくい設定だ。

ショップ側もこれを感じているのか、商品はどれもディスカウントされており、5万6100円の スカートが3万6500円と、およそ2万円も値引きされている。

そしてこの会社、パワハラ・性加害で表舞台から姿を消した香川照之と、思わぬつながりもある。

「香川は2018年、昆虫好きを活かして、昆虫イラスト子供服の販売を手掛けるアランチヲネ社を設立。自身が社長に就いたのですが、ここの株主であるモブキャストホールディングスが、レトロワグラースにも出資しているのです。香川は起業の理由に『子供たちが自然や環境問題について考えるきっかけとなれば』と語っているため、自然・環境に配慮したアパレル展開、出資元が同じという共通点になります」(メディアコンサルタント)

土に還る自然素材のドレス、ヘアドネーションなど環境に配慮した活動を続けている柴咲だが、赤字続きでは本末転倒だろう。これから事業を軌道に乗せていくことはできるだろうか。

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