深田恭子、綾瀬はるか (C)週刊実話Web
深田恭子、綾瀬はるか (C)週刊実話Web

“どんぎつね”はやっぱり吉岡里帆がいい!? 深田恭子、綾瀬はるか…タレント変更で物議を醸したCM

テレビ一強ではなくなった現在も、企業CMはやはり大きな影響を及ぼす。長年起用していたCMタレントを変更させて、物議を醸した例を紹介していこう。


2023年12月7日、タレントでモデルのアンミカが自身のインスタグラムを更新し、日清食品のカップ麺・どん兵衛のCMに起用されたことを報告した。CMは「最強アンミカーニバル 篇」で、商品キャラであるどんぎつねに扮したアンミカが、ハチャメチャにハジケまくった内容になっている。


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サイケデリックな作風は、悪ノリを得意とする近年の日清CMらしさ満点。CM動画は日清のYouTubeチャンネルでも公開された。だがこのCMに対する反応は、かなり悪い。


どん兵衛のCMといえば、吉岡里帆がどんぎつねに扮するCMが「かわいい」と好評を博していた。その影響はソックリさんにも派生し、激似だとしてバズったアイドル『uijin』の橘ひと美は瞬く間に知名度を上げ、グラビア掲載に地上波番組出演など、プチブレークするに至った。


そんな〝心の癒やし〟だった吉岡が降板したことで、ネットは大荒れ。《【結論】吉岡里帆さんのどんぎつねさんが最強》《癒しの可愛いキツネ様が…妖孤の九尾の狐に…》《ぜって~吉岡里帆の方が断然え~わ~》《吉岡里帆の次にアンミカで何故いけると思ったのか》といった声が吹き荒れたのだった。

吉岡里帆、深田恭子、綾瀬はるかが餌食に…

日清といえば、VTuber、アニメや吉本芸人をはじめ、悪ふざけCMを制作し、良くも悪くも話題になっている。こうしたCMタレント交代で物議を醸したケースは枚挙に暇がない。

近年では『UQ mobile』のCMが記憶に新しい。2021年9月からCMをリニューアルし、『UQUEEN』に扮した満島ひかりと、執事役の松田龍平が起用された。


これに伴い、2016年から放映されていたUQ3姉妹編の深田恭子・多部未華子・永野芽郁は降板。だが3人のCMはファンも多かったため、《三姉妹終わっちゃったの? えー解約しよっかな》《新しいUQの顔が満島ひかりなの、ものすごく微妙だな。UQ三姉妹は至高だった》《ちょっと悲しい。あの三姉妹、女優さんも設定も好きだったのに》などと物議を醸した。


外来食ながら日本人の食卓を支える食パンも、過去にこんがりと炎上したことがある。食パンブランドとしてPasco『超熟』に次ぐ知名度を誇る、フジパンの『本仕込』シリーズだ。


商品は1993年に販売開始して以降、女優の松下由樹がCMに出演し続けてきた。しかし、30周年を迎えた昨年7月の商品リニューアルに伴い、CMキャラクターが綾瀬はるかへと世代交代したのだ。


食パンの食感同様、むっちりした女優の系譜からは、類似タレント起用の狙いが見てとれる。しかし、販売開始から共に歴史を歩んできた女優の降板は、《松下由樹さんすごいしっくりきてて好きだった》《販売開始から起用した女優を切るって不義理だよなぁ》など、物議も醸してしまったのだ。


リニューアルで新鮮さを演出したい狙いも分かるが、CMの認知度が高いほど、こうした反発を浴びるリスクも伴うということだろう。