女子アナ総決算で最大の目玉は看板女子アナの入れ替え。去る者もあれば、その穴を埋める女子アナも出てくる。当然、この機に乗じ多くの女子アナが自身の評価を上げるべく体を張った局内ガチバトルを繰り広げている。女子アナ奥の院を各局別にリポート!
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3月末で報道番組がメインだった看板アナの三田友梨佳アナ(36)と報道のエースだった石本沙織アナ(43)が退社したフジテレビ。同局では『ワイドナショー』や『ノンストップ!』などに出演していた久代萌美アナ(34)が昨年3月末、『めざましテレビ』のMCを担当していた久慈暁子アナ(29)も昨年4月末に退社している。まさにフジテレビは女子アナ退社ドミノに見舞われているといっても過言ではない。
「これは終わりの始まりだ。女子アナの退社はますます拍車が掛かる」
と明言するのは、同局に出入りする大手制作会社のプロデューサーだ。
「フジが女子アナ王国と呼ばれ権勢を誇っていたのは昔の話です。最近はほとんどの女子アナが隙あらば退社を目論んでいる。それこそいい条件で次の仕事があるなら間違いなく辞めると思います。辞める一番の理由は年収です。想像以上に低い。30歳でも1000万円に届くか、届かないか…ファッション命、付き合い命、セレブとの出会い命のフジ女子アナには負担が重いわけです」
大勢の女子アナらが先を争うようにフジを去ろうとする中で、再建を託された女子アナが現れた。アヤパン、ナカミー、ショーパン、カトパン…アイドルアナを数多く輩出してきたフジテレビの登竜門といえば『めざましテレビ』だ。昨年、8代目総合キャスターに抜擢された〝ポストカトパン〟と称される井上清華アナ(28)だ。
「視聴率も安定し常に5〜8%前後をキープしている。人気の秘密は井上アナの文字通り体を張ったレポートです。午前7時35分ごろに放送される定番コーナ企画『スマイル・チャージ・じゃんけん!』では顔面ストレッチをした後に、井上アナが視聴者とじゃんけんをする。見どころは毎回、井上アナが信じられないようなヘン顔を披露する。時には白目をみせたり舌を出したり。見ようによっては事後のイキ顔にも見えなくないんです」(女子アナウオッチャー)
井上アナの魅力はこれだけではない。その場にいるだけで周囲を明るくさせるキラキラ女子アナだという。
「一昨年に発覚したステマ騒動において一番に名前が報じられたのが井上アナだった。事件発覚当時はすべての番組からの降板説も浮上したが結局、SNSで謝罪したのみでお咎めなし。実は、局内外にいる井上アナのファンを公言するスタッフや電通・博報堂の営業マンらがフォローに回ったんです。それだけオーラがある女子アナなんですよ」(フジテレビ関係者)
“妖艶”堤アナ奇跡の視聴率
まさにフジの救世主と呼ぶにふさわしい女子アナなのだ。当然、体を張った艶シーンも『めざましテレビ』で連発している。
「話題のスポットを井上が体当たりレポートするコーナー『やってセイカ!』では毎回、パンツルックで登場する。鉄棒にチャレンジしたときは胸元が大映しになり、アンアン言いながら逆上がりに挑戦するシーンが話題になった。形のいい豊満はお宝映像ですよ。また意味なく建物の階段を駆け上がったりする。その際に決めカットとなっているのが、ローアングルのカメラが後ろから井上を追いかけるシーン。プリプリのピーチが大映しになる。朝にこのシーンをゲットできるとお得感がタマらない」(女子アナライター)
もう1人、フジの復権を託されているのが堤礼実アナ(30)だ。この春の番組改編で『めざまし8』の情報キャスターから23時台に放送されるコテコテの報道番組『FNN Live Newsα』のメインキャスターに抜擢された。その途端、奇跡が起こったのだ。
「これまで番組世帯視聴率は1〜2%前後。しかし、堤アナがキャスターになってから視聴率が上向きだしたんです。常に2〜3%台をキープ。良いときは一気に4〜5%台に跳ね上がります」(フジ関係者)
同番組の視聴率が上向いた理由だが…。
「堤アナの妖艶な仕草と、そそるようなカメラアングルが魅力なんです。23時台に高級クラブの美人ホステスを見ているような感じですね。足元から首、うなじ、そして振り返るバックショットなどタマりません。透け気味のワンピースやミニのショットがアップされている。スタイルもいい。夜のアイドルですよ」(他局プロデューサー)
最後にフジテレビからもう1人、イチ押しの女子アナを挙げておく。新人の原田葵アナ(23)だ。同局が毎年発売する『アナウンサーカレンダー2024』版ではセンターの扱いになっているほど。
「原田は元欅坂46のメンバー。現在も熱烈なファンが多く、カレンダーの売り上げを考えセンターに配置されたのでしょうが、フジ上層部は彼女のスター性を買っています。間違いなく将来の『めざましテレビ』メインキャスター候補です」(フジテレビ制作マン)
次々と看板アナを立てるフジテレビだが、今後は彼女たちの体調にも気をつかってほしい。
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