佐々木朗希(22)の狙いは、本気の「渡米」ではなく、MLB機構に訴え掛けることにあったようだ。
「本当に、佐々木が言ったの?…だとしても、時期が悪すぎる」(球界関係者)
千葉ロッテの佐々木が、ポスティングシステムによるメジャーリーグ挑戦を訴えたという。同制度でオリックスの山本由伸(25)が入団交渉中だが(12月18日現在)、佐々木が今オフの制度行使を訴えたとされるのは、12月9日。今オフの同制度の申請締め切りは15日であり、ロッテ球団に佐々木の夢を応援する意思があったとしても、手続きが間に合わないだろう。
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「佐々木は首脳陣、フロント、先輩の教えにも素直に従いますし、性格も明るいです」(スポーツ紙記者)
そんな好青年が、締め切り直前で球団を困らせるような言動を見せるとは思えないのだが…。
「過去、同制度で渡米した選手は2〜3年をかけて球団と話し合いを重ねてきました。近い将来に向けての話し合いが始まって、その一部が漏れたのだと思います」(同)
しかし、今回の米球界挑戦希望は〝将来に向けて〟だけではなさそうなのだ。
「24年か、25年オフに挑戦するとのウワサが、入団当初からささやかれていました」(同)
MLBの通称『25歳ルール』
24年のオフに挑戦なら、ロッテ在籍は5年で終わる。大谷翔平も日本ハム5年目のオフに渡米したので、佐々木が来年のオフを意識しているとしても、決しておかしくはないだろう。もしそうだとしたら、考え直したほうがいい。
MLBには労使協定があり、日本など一部の外国籍選手と契約する場合、25歳以下はマイナー契約、契約金も年俸等込みで、年間500万ドル(約7億2500万円)程度に制限されている。
佐々木の誕生日は11月3日だから、来年なら23歳1カ月、再来年でも、24歳になったばかり。実力にそぐわない低年俸を押し付けられてしまうことになるのだ。
「この通称『25歳ルール』には、大谷(翔平)も泣かされました」(現地メディア)
また、渡米した際の譲渡金は契約金を基に計算されるので、ロッテも大損だ。
今回の佐々木のポスティングシステム希望発言は「労使協定の見直し」を訴えることが本当の目的だったのではないか。本人には気の毒だが、佐々木には25歳になる26年オフまで辛抱して、好待遇でメジャー入りしてほしい。
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