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元シェイプUPガールズ・中島史恵インタビュー~『美女ざんまい』

『美女ざんまい』~タレント/ヨガインストラクター・中島史恵インタビュー
『美女ざんまい』~タレント/ヨガインストラクター・中島史恵インタビュー (C)週刊実話Web

セクシーグループが乱立した1990年代、中島史恵は美と健康をテーマにした『シェイプUPガールズ』の一員としてデビュー。ソロ活動を開始後からはドラマやバラエティーで活躍している彼女だが、現在はヨガインストラクターの顔も持つ。その磨き上げた肢体を披露すべく、49歳から毎年のように写真集やDVDを発売して大きな話題となっている。そんな彼女の決意を後押ししたのは、何とご主人だったのだとか――。

中島 私、39歳でいったん、グラビアは卒業させていただいたんです。その2年後、41歳で結婚することになるのですが…。

――ご主人は多くのレストランを経営する実業家で、シェフだそうですね。どこで出会ったんですか?

中島 畑です。

――??

中島 お仕事で知り合ったトマト農家の方に紹介されたんです。その時、私は畑に興味があって「だったら素敵なシェフがいるよ」と言われまして。で、行ってみたら金髪のミュージシャンみたいな人が現れたんです。ギャップにビックリですよね。でも、お話をしてみるとすごく真面目に野菜のことを語ってくださって…。その魅力にやられちゃいました。すぐにお付き合いが始まり、3カ月後には求婚されていました。

――展開が早い!

中島 それまでにも何人かお付き合いをしてきましたが、ズルズル長引くだけで踏み切れないことが多かったので、グイグイ引っ張ってくれたのがよかったんだと思います。私がグラビアを再開することになったのも、主人の後押しがあったからなんですよ。

――ほぉ、どんな風に言われたんですか?

中島 41歳で結婚して、しばらくは妊活もしたんです。でも、授かることができなくて、45歳でヨガスタジオを始めました。その少し前くらいから、運動がおろそかになっていたんですね。主人からは「ちょっとたるんできたんじゃない?」「ゆるんでない?」と言われていました。

――シェイプ…なのに?

中島 そうなんです。確かにマズイなと思い、ヨガを通してもう一度シェイプし直しました。

理想は「ずっと抱きたいと思っていただけるカラダ」

――そこで、ご主人の後押しですか?

中島 ヨガを始めて2年後、久々にグラビアのお仕事が来ました。そのときに主人が「また写真集やDVDを出してみたら?」と言うんです。そんなことを言われても需要があるかどうか分からないですよね。もうアラフィフだし。そしたら、主人自らマネジャーに掛け合い、マネジャーも動いてくれて9年ぶりの出演が決まったんです。49歳でした。

――若い頃の輝きを取り戻した我が妻のカラダを見てくれってことですかね?

中島 どうなんでしょう(笑)。その真意は分からないですけど、いま私が理想とするのは、「ずっと抱きたいと思っていただけるカラダ」です。シェイプUPガールズの名に恥じないよう、いつまでも素直で華やかで好奇心がある「イイ女」を目指しています。

――グラビアについて、一番身近にいるご主人の評価はどうですか?

中島 それがですねぇ、目に付くところに置いているのに、全然見てくれないんです(笑)。恥ずかしいんでしょうか?

――不思議な心理ですね。

中島 SNSで出版の宣伝をさせていただくと、ファンの方から「ご主人はやきもちを焼かないんですか?」と質問されるんですけど、そのことを主人に伝えると「いや、全然。逆に応援してると言っといて」って。飄々としてるんです。

――うーん。それ、もはやプレイなのでは?

中島 うふふ。彼は昔から真意が読めないところがあるんですよね。あるとき、「ボクは一夫多妻制を目指してる」と言ったこともあります。冗談なのか、本当に意味が分からない。

――それって、愛人がいるんじゃないですか?

中島 いえいえ、信じているから大丈夫です。きっと、人類みな兄弟姉妹みたいな発想なんだと思います。私たち、コロナ離婚の危機もなく、とっても円満夫婦ですから(笑)。

同時期のライバルグループとの仲は…

中島史恵
中島史恵 (C)週刊実話Web 

――写真集を見ましたが、適度に豊満で、熟れていて、確かに「抱きたい!」と思いました。美を保つ秘訣はヨガだけですか?

中島 まずは、私自身がインストラクターを務めている空中ヨガですね。普通のヨガとは違い、布を使って逆立ちしたりするんです。実はこのヨガを始めたことで、おっぱいが大きくなったとファンの方に言われるんです。本当はサイズ自体は変わっていないんですが、女性ホルモンの分泌がよくなったことと、姿勢がよくなったことで、おっぱいの位置が上がっていくというか…そのせいで大きく見えているんだと思うんです。

――ヨガ効果、凄いですね。

中島 若い頃と比べても、カラダのラインが綺麗になっていると思います。もう一つ、美の秘訣として言えるとしたら、デビューの頃から変わらない、食事・運動・睡眠の規則正しい生活を心がけていることですね。自粛期間中は、ヨガスタジオのお客様により詳しくヨガを理解していただけるようにと、オンラインで勉強もしていたんです。運動生理学や解剖学の講座。改めて、「カラダは何歳からでも変えられるんだ」ということを発見しました。

――ところで、シェイプUPガールズと同時期に、いろんなグループがありました。事務所の先輩にあたるC.C.ガールズ、T-BACKS、ギリギリガールズなど、みなさんの本当の仲はどうだったんですか?

中島 意外とライバル心もなく、和気あいあいとしてましたよ。グループ内もいがみ合いなど全然なくて仲はよかったです。かといってベタベタした感じもなく、放課後の部活動みたいな感じでしたね。一番年下の今井恵理ちゃんで23歳でしたから、全員が20代半ばだったのもよかったのかもしれません。たまにご飯食べに行ったり、カラオケもしましたけど、メンバーが4人というのもよかった。派閥ができないというか、せいぜい2:2になる程度でした。

――リーダーは三瀬真美子さんでした。

中島 彼女は、見た目通りのしっかり屋さんでしたね。私は体育会系キャラ担当で、梶原真弓ちゃんはカワイイ担当でした。そういえば、真弓ちゃんはアイドルキャラなので、衣装がピンクとか赤を割り当てられるんです。私は黄色とかブルーばかり。本当はそっちの方がよかったのにと、スネていたところはあったかな(笑)。

中島史恵◆なかじまふみえ 1968年6月14日、長野県生まれ。T170、B88・W60・H89。93年にキリンビールと東洋紡のキャンペーンガールを務め、翌年、シェイプUPガールズを結成。昨年12月には写真集『#52』(双葉社)とイメージDVD『fumie52』(スパイスビジュアル)を発売。東京・代官山のヨガスタジオ『avity』で週2回のレッスンを受け持つ。

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