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フジ『まつもtoなかい』が挑戦的なゲストをキャスティングする裏事情とは

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フジテレビ (C)週刊実話Web

フジテレビの『まつもtoなかい』の次回12月17日放送のゲストに話題が集まっている。

「番組は、松本人志と中居正広の司会で、さまざまな豪華ゲスト同士がトークを繰り広げる。これまでも驚きの大物が出演してきたが、前回放送の最後に中居が、次回ゲストを『赤西仁さんと山田孝之くん』と紹介すると、放送後のネット上は大騒ぎでした。赤西は、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)にかつて在籍し、KAT-TUNのメンバーとして活躍していましたからね。正直、中居もこのキャスティングに驚いたのでは」(スポーツ紙記者)


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赤西は旧ジャニーズと関係性が悪かったことでテレビを干され、個人でレーベルを立ち上げることになった。2019年12月には元関ジャニ∞の錦戸亮と合流し、新プロジェクト『N/A』を始動。音楽活動が好調で、年収はアイドル時代より数倍稼いでいるとされる。そんな赤西を、同番組がゲストに迎えたのはナゼなのか。

「そもそも、『まつもtoなかい』は初回ゲストが元SMAPの香取慎吾。中居と6年ぶりの共演で、大きなニュースになった。このころは、故ジャニー喜多川氏による性加害問題が大騒ぎになる前で、旧ジャニーズの影響力も強かった。そんな中で、よく初回のゲストを香取にしたと、テレビ関係者の間でも話題になりました。今回の赤西についても、旧ジャニーズへの忖度が表面上はなくなったとはいえ、かなり挑発的な人選であることは間違いない」(同・記者)

おもしろければなんでも…

同番組の制作陣は、かなり無骨なスタッフが勢ぞろい。フジテレビでも〝異色の番組〟として恐れられているそうだ。

「総合演出は、同局で物議を醸し続ける『ザ・ノンフィクション』や『警察24時』を手掛ける人物。バラエティー要素の強い『ワイドナショー』も制作するなど、実は、松本からの信頼が厚いスタッフです。この総合演出を中心に、〝ご機嫌取り〟なしで、おもしろいゲストを呼ぶことを掲げて『まつもtoなかい』は作られています。おもしろければ、多少の問題は屁でもありません」(民放放送作家)

とはいえ、旧ジャニーズ関係者の怒りを買うことはないのだろうか。

「香取さんを呼ぶ際も、編成幹部などから反対意見が出たと聞きます。しかし、いざとなったら松本さんを説得して了承を得れば、フジの上層部や旧ジャニーズも黙るしかないということのようです。赤西さんのキャスティングも、無駄に旧ジャニーズを刺激すると反対されたようですが、強引に進めたみたいです」(民放関係者)

過去に旧ジャニーズへの忖度があったことを認めながらも、いまだに多くの旧ジャニーズタレントが出演している民放テレビ各局。ぜひ、『まつもtoなかい』を見習って、新規開拓をしてもらいたい。

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