民放各局が、大みそかに放送する年越し番組を発表した。日本テレビは、東野幸治とナインティナインを司会に据え、『笑って年越し！THE 笑（ワラ）晦日』として10時間のお笑い年越し番組を放送。なんとか起死回生を狙うべく、さらに隠し玉としてスペシャルゲストのブッキングも進めているとされる。

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「新しい地図の香取慎吾にオファーしています。今年末の番組では、旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）のタレントに積極的に働きかけることは難しい。そこで元SMAPの香取に白羽の矢が立った。香取は日テレが放送する『全日本仮装大賞』の司会でおなじみですし、11月26日には明石家さんまの番組『誰も知らない明石家さんま』内のドラマでビートたけし役を演じたばかり。年越しで復活する『伊東家の食卓』へのゲスト出演も予想され、日テレの大みそかを盛り上げることになりそうです」（民放関係者）

また、香取と同じく新しい地図に所属する草彅剛も、紅白歌合戦への出場が内定しているといわれている。

「草彅は現在、NHKの朝ドラ『ブギウギ』に出演し、人気キャラの羽鳥善一を演じている。紅白では『ブギウギ』のコーナーを作る予定で、草彅も参加するとか。NHKとすれば、旧ジャニーズ事務所のタレントが出場しない中で、草彅の久しぶりの出演はサプライズとして絶対に実現させたい。草彅はピアノの特訓をして、本番で主演の趣里とコラボする計画があるようです」（同・関係者）

まずは前哨戦の大みそかに…

さらに、残る稲垣吾郎にも、大みそかに番組出演のオファーが届いているようだ。

「フジテレビ『逃走中』のゲストとして、稲垣の出演がウワサされています。今回、番組はタイムリープがキーワードで、1990年代を賑わせたさまざまなトレンドが登場する。稲垣は、90年代を知るタレントとして、逃走するメンバーに組み込まれるという話。今年、フジテレビは旧ジャニーズ事務所の『カウントダウンコンサート』の中継を見送っただけに、稲垣をブッキングできれば大きな話題になりますからね」（スポーツ紙記者）

ちなみに、TBSの『WBC2023 大晦日・生放送スペシャル』はMCに中居正広が決まっている。木村拓哉以外の元SMAPの面々は、大みそかに勢ぞろいする可能性が高い。しかしなぜ、ここに来て新しい地図の3人が重宝されるようになったのか？

「民放各局の来年1月期のドラマには、旧ジャニーズタレントが多く出演。一方、新しい地図は、NHKのドラマにも出演するなど演技力が評価されており、SNSでの評判もいい。今後、テレビを見る世代に当てる意味でも3人を積極的に起用していくようだ。大みそかはその前哨戦との位置づけのため、各局が3人のブッキングに積極的なのでしょう。来年は、これまで以上にテレビ出演が増えるはず」（同・記者）

長く民放各局への復帰を期待されていた3人が、ついに本格的に動き出しそうな大みそか。もしかしたら、SMAPの再結成もそう遠い話ではないのかもしれない。