
佐賀競馬場で、2月28日に『第3回ウィンターチャンピオン』が開催される。
2019年、夏のダートグレード競走「サマーチャンピオン」を頂点とした佐賀競馬古馬短距離路線の充実を図るため、重賞に昇格。秋の短距離スプリントチャンピオンレースともいえる「オータムスプリント」との関係性が非常に深く、第1回の勝ち馬シゲルクロマグロはオータムスプリント2着、昨年の覇者ドラゴンゲートは、オータムスプリント1着だった。
調整の難しい秋から冬の時期に好状態をキープできた馬にチャンスがある。今年もトップホースが参戦予定だが、地方移籍後13勝2着1回3着1回と15戦して馬券内を外したことのないドラゴンゲートが圧倒的な本命となるはず。オータムスプリントでは僅差の2着となったが、その後は好調をキープ。ここでも格の違いを見せつけてくるだろう。
そのドラゴンゲートを破ってオータムスプリント1着となったフォークローバーも、好調維持で好戦可能。オータムスプリント3着のコスモアモル(南関東から転厩)、4着のロトヴィグラス(JRAから転厩)の2頭も、実績はヒケを取らず警戒が必要だ。
多くの女帝を輩出した歴史ある古牝馬重賞
さて、川崎競馬では3月4日に春の訪れを告げる牝馬の頂上決戦『第67回エンプレス杯』(JpnⅡ)が開催される。1955年(昭和30年)に創設された地方競馬で最古の歴史を誇る古馬牝馬の重賞。その長い歴史の中では、95年のホクトベガの18馬身差の圧勝劇など数々の伝説を生み、多くの女帝を輩出してきた。
過去10年、TCK女王杯1~3着馬の成績は【4・2・3・5】。今回もTCK女王杯1着のマルシュロレーヌ、2着のレーヌブランシュ、3着のプリンシアコメータと上位3頭がそろって出走を表明しており、JRA組に人気は集中するだろう。しかし、エンプレス杯が冬開催に移ってからの成績は、JRA11勝に対し地方馬は4勝と、地方馬にも付け入る隙はある。
昨年も8番人気のナムラメルシー(大井)が2着。実は、そのナムラメルシーもTCK女王杯は地方馬最先着で、TCK女王杯で好成績を残した地方馬なら、決して侮ることはできない。
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