2011年8月に暴力団との黒い交際を認めて電撃引退した島田紳助さんが、吉本興業をクビ同然に契約解除された『雨上がり決死隊』宮迫博之のYouTube動画にサプライズ出演。吉本の大﨑洋会長との仲介に乗り出した。
しかし、写真週刊誌『フライデー』が大﨑会長を直撃し、宮迫の出戻りについて質問すると「戻らんでええよ」と拒絶。復帰を切望する宮迫は、いともあっさり玉砕した。
「大﨑会長は吉本の幹部やマネジャーの悪口を口外する芸人が許せない。闇営業問題で吉本に批判的な態度を取った芸人たちは、次々と粛清されていますよ」(吉本元社員)
2019年6月に吉本芸人たちの闇営業が発覚した際、宮迫は自主謝罪会見で岡本昭彦社長のパワハラ恫喝を暴露。それに乗じて『極楽とんぼ』の加藤浩次は、自らMCを務める朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で、「経営陣が代わらないなら僕は会社を辞める」と啖呵を切った。
「加藤の発言を受けて、同番組でサブMCを務めていた近藤春菜も吉本を批判し、その後、2人は吉本が新導入した専属エージェント契約になった。要するに何の保障もないフリーランスですよ」(芸能ライター)
吉本の看板を失った芸人たちの行く末…
『キングコング』の西野亮廣は、自らの絵本を原作にして製作総指揮を執ったアニメ映画『えんとつ町のプペル』が大ヒット。自身のツイッターに、「連日走り回ってくださっている吉本興業以外のスタッフさんに対して吉本興業の対応がなめ腐っていたので会社ごとがん詰めしました」とツイート。マネジャーの実名を世間にさらして叱責を公開したが、その直後に西野は吉本を退社した。
「西野は円満退社と言っていますが、マネジャーの名誉を傷つけた。大﨑会長のはらわたは煮えくり返っていますよ。西野の前に退社した『オリエンタルラジオ』の中田敦彦も、吉本とは完全に反目です。地上波から完全に消えますよ」(同・ライター)
浮き沈みが激しい実力の世界で、吉本の看板を失った芸人は生き残れるのか?
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