菅田将暉 (C)週刊実話Web
菅田将暉 (C)週刊実話Web

菅田将暉が実写『ブラック・ジャック』出演NGの真相は…“代役俳優”の方が適任!?

俳優の菅田将暉が、漫画家・手塚治虫の大ヒット作『ブラック・ジャック』の実写化ドラマ出演にNGを出していたことが分かり、ファンの間で物議を醸している。


『ブラック・ジャック』は、1973年11月から『週刊少年チャンピオン』で連載スタート。医師免許を持たない天才外科医・間黒男の活躍を描いた医学漫画の先駆けとなる作品だ。


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これまでにも実写化はされており、77年の初実写化映画では、俳優の故・宍戸錠さんがブラック・ジャックを演じ、81年の初実写化ドラマでは〝永遠の若大将〟こと加山雄三が主演している。


また、2000年と01年には、俳優の本木雅弘がスペシャルドラマ版でブラック・ジャックを演じ、原作のイメージとは異なる、スタイリッシュな一面を見せた。


どんな役柄も自分のものにしてしまう〝カメレオン俳優〟として知られる菅田ならば、ブラック・ジャックもそつなく演じられそうだが、なぜ降板を申し入れたのだろうか。

ブラック・ジャックは“金目当て”じゃない!

「『女性セブン』によると、菅田は〝金で命を救う〟というブラック・ジャックの行為に疑問を抱き、自身が持つ医師像との乖離から、出演を辞退したとか。菅田は作品の世界観を十分理解した上で判断したといいますが、原作ファンからは『本当に作品を読んでいるのか』と、非難の声が上がっています」(芸能ライター)

菅田の代役にはすでに俳優の高橋一生が決定しているが、高橋は20年に放送された漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作品ドラマ『岸辺露伴は動かない』(NHK)で、かなりクセの強い主人公・岸部露伴を見事に演じきっており、むしろ菅田よりもブラック・ジャック役には適任といえるかもしれない。


ブラック・ジャックが決して〝金のため〟に患者の命を救っているわけではないのは、原作ファンなら誰もが知るところだが、365日、ほぼ欠かさず漫画を読むという大の漫画好きの菅田が、そのことを知らないわけがない。


手塚の長女で、手塚プロダクション取締役の手塚るみ子氏は、12月9日に投稿した自身のX(旧ツイッター)で、《菅田さんが嫌がった風に書かれてるけどなんでもスキャンダルっぽく記事にしたがるよね。高橋一生さんのブラック・ジャックを期待しています》と意味深なポストをし、報道を暗に否定している。


なにはともあれ、ドラマの放送を楽しみに待ちたい。