ボクシングの日本選手で初めて世界3階級制覇を果たした亀田興毅氏が、大阪市内にボクシングジムを開設すると『日刊スポーツ』で報じられた。
同紙記事によると、すでに手続きを終えており、3月1日にオープン予定とのこと。父・史郎氏がアマチュア選手の指導で使っていた施設を再利用するそうで、名前も史郎氏の決め言葉「3150(サイコー)」を用いた「3150ファイトクラブ」になるという。
興毅氏は2003年11月に17歳でグリーンツダジムからプロデビュー。試合前のド派手なパフォーマンスで「浪速の闘拳」としてマスコミをにぎわせていたが、所属ジムのファイトマネー未払い問題により、05年4月に東京の協栄ジムに移籍していた。大阪復帰となれば、16年ぶりとなる。
「この方のジム行って強くなれるのですか?」
このニュースが流れると、ボクシングファンから匿名掲示板に投稿される内容は、どれもこれも否定的なものばかり。
《亀田兄弟のボクシング技術には、以前より専門家から疑問の声が多数聞かれました。基礎体力増進という目的なら亀田ジムでも十分ですが、本格的にボクシングを習いたい人にはお勧めできないのでは》
《この方のジム行って強くなれるのですかね? 反則技と弱すぎる対戦相手を選ぶのは得意だろうが…名前は出しませんが、今日本を代表するチャンピオンたちを想像してみると…あまりにも実力に差があり過ぎますよね》
《内藤選手との試合を見てましたが、ヤクザまがいのお父さんや、亀田兄弟のあまりの理不尽な言動、行動に、亀田一家の顔を見るのも嫌になりました。その後、いかにご立派になられようが、性格の悪さは変わることはないと思ってます》
亀田一家といえば、07年に次男・大毅氏と内藤大助氏との間で行われたWBC世界戦での〝反則&不適切指示〟で処分を受けるなど、日本ボクシング界から一時期追放に近い扱いを受けていたこともあり、ファンのイメージは良くないまま。何はともあれ、今回のジム開設でそれらを払拭できるかどうかに注目が集まりそうだ。
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